掲載日:2023年6月27日

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RSウイルス感染症

RSウイルス感染症とは

RSウイルスを原因とする感染症で、主に0歳児と1歳児を中心とした乳幼児で流行します。

通常の流行時期は秋から冬ですが、2021年は7月中旬に流行のピークがありました。今後も流行状況に注意する必要があります。

感染経路

飛沫感染と間接的な接触感染です。

咳やくしゃみの飛沫(しぶき)を吸い込んだり、手や指を介してウイルスが口や目に接触することで感染します。

症状

潜伏期間

潜伏期間は2日から8日です。

症状経過

主な症状は発熱、咳、鼻水です。

乳幼児は重症化しやすく、肺炎や細気管支炎になることがあります。

また、ウイルスは、通常3日から8日間排出されますが、乳児や免疫力が低下した人では4週間排泄される可能性があります。

イメージ画像:咳をしている子ども

予防方法

外から帰った後や食事の前、トイレの後などの石鹸による手洗いアルコールでの手指消毒等を行うことが有効です。

RSウイルスの発症の中心は0歳児と1歳児です。咳やくしゃみ等の症状がある大人や年長児は、可能な限り0歳から1歳児との接触を避けましょう。また、0歳児と1歳児に日常的に接する人は、RSウイルス感染症の流行時期や咳などの呼吸器症状がある場合は、飛沫感染対策としてマスクを着用して0歳児、1歳児に接することが大切です。

接触感染対策としては、おもちゃや手すりなどをこまめにアルコールや塩素系の消毒剤で消毒しましょう。

感染症法との関係

RSウイルス感染症は、五類感染症(定点把握対象)として定められ、定点医療機関から毎週患者数が報告されています。

届出基準や発生届の様式は、東京都感染症情報センターのホームページをご確認ください。

東京都感染症情報センター(外部サイトへリンク)

関連リンク

お問い合わせ先

中央区保健所健康推進課感染症対策担当

〒104-0044 明石町12-1

電話:03-3541-5988

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