掲載日:2025年7月11日
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おたふくかぜワクチン任意予防接種費用一部助成事業
- 病気の説明
- おたふくかぜワクチンについて
- 助成対象者
- 助成額(無料ではありません)
- 予診票発送時期
- 助成期間
- 接種場所
- 助成方法
- 接種時に持参するもの
- 予防接種を受ける前の注意事項
- 予防接種を受けることができない方
- 予防接種を受ける前に医師とよく相談しなくてはならない方
- 予防接種を受けた後の注意事項
- 副反応
中央区では、おたふくかぜワクチンの接種費用の一部助成をしています。おたふくかぜワクチン接種は、予防接種法に基づいた定期予防接種ではなく、接種の努力義務がない任意予防接種です。接種するかしないかは、接種対象者の保護者または本人の希望と医師の判断によります。
病気の説明
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はムンプスウイルスによる感染症で、主に唾液を介した飛沫によって感染します。唾液腺腫脹の6日前~9日後頃まで唾液中へウイルスの排泄があります。主な症状は、発熱と唾液腺(特に耳下腺)の腫脹・痛みです。感染した人の約3割は明らかな症状が出ません。唾液腺の腫れは症状が出始めて1~3日がピークで、1週間程で良くなります。痛みは唾液の分泌により強くなります。合併症として、10~100人に一人の割合で髄膜炎がみられます。脳炎・脳症の合併はまれですが、後遺症を残すことがあり、時に死に至る場合もあります。他にも難聴、精巣炎、卵巣炎、膵炎などの合併症を伴うことがあります。
おたふくかぜワクチンについて
ムンプスウイルスを弱毒化してつくった生ワクチンです。このワクチンを接種することでおたふくかぜの発症を予防したり、かかったときの合併症や重症化を予防します。生後12カ月以上でおたふくかぜにかかったことのない方は年齢に関係なく接種可能です。
助成対象者
1回目接種:満1歳から小学校就学前年度の中央区民の方
2回目接種:小学校就学前年度の中央区民の方
助成額(無料ではありません)
4,000円(接種1回あたり)
区内接種実施医療機関で接種後、接種費用から4,000円差し引いた額を医療機関でお支払いください。
注記:接種費用は医療機関によって異なりますので、事前にご確認ください。
注記:予診のみの助成、自己負担で行った予防接種への償還払いはありません。
予診票発送時期
- 1回目接種
助成対象者が生後11カ月に達する月に「予診票」、「お知らせ」、「実施医療機関名簿」を発送します。
MR(麻しん風しん)1期予防接種と水痘(水ぼうそう)予防接種の予診票も同封しています。 - 2回目接種
助成対象者が小学校就学前々年度の3月に「予診票」、「お知らせ」、「実施医療機関名簿」を発送します。
MR(麻しん風しん)2期予防接種の予診票も同封しています。
令和7年度の助成対象者には、令和7年3月末に発送しました。
注記:住所や氏名を変更した場合、予診票を紛失した場合は、接種前に予診票の再発行申請をしてください。申請方法はこちらをご覧ください。
助成期間
小学校就学前年度の3月31日まで
接種場所
中央区内の実施医療機関
医療機関名簿については、子どもの予防接種をご覧ください。
注記:実施医療機関以外で接種を受けた場合や、中央区の予診票を使用しない場合は助成が受けられません。
注記:予防接種が受けられる日時は医療機関によって異なりますので、事前に医療機関へご確認ください。
助成方法
「中央区おたふくかぜワクチン接種予診票兼助成金申請委任状」の「委任状」欄に、日付の記入・保護者名で署名をしてください。署名がないと助成が受けられません。
注記:助成期間外の接種、中央区内の接種実施医療機関以外での接種、指定の予診票を使用しない接種、中央区から転出した後の接種は助成の対象となりません。
接種時に持参するもの
- おたふくかぜワクチン接種予診票(事前に必要事項をご記入ください。)
- 母子健康手帳
- マイナンバーカード(健康保険証)
- (必要な方のみ)委任状(PDF:89KB)
委任状について
お子さんが定期予防接種を受ける時に保護者からの委任状に基づき保護者以外の方が同伴することができます。
ただし、同伴者は普段からお子さんの健康状態をよく知っている方に限ります。
委任状は予防接種を受ける当日までに保護者本人(委任者)が記載し、同伴者(代理人)が医療機関に持参します。医師から診察・説明を受けた後、接種を受ける場合は同伴者が接種の同意欄に同伴者の署名をしてください。
予防接種を受ける前の注意事項
- 予防接種は、体調の良いときに受けましょう。体調の悪い時には無理をせず、次の機会を待ちましょう。
- 病気にかかることや分からないことがあれば、予防接種を受ける前に担当の医師や看護師に質問しましょう。
- お子さんの日ごろの体質や健康状態で何か気にかかることがあるときは、あらかじめ、かかりつけの医師や保健所にご相談ください。
予防接種を受けることができない方
次の方は、予防接種を受けることができません。
1.明らかに熱のある方(通常は37.5℃を超える場合)
2.重い急性疾患にかかっていることが明らかな方
3.本予防接種の成分に対して、アナフィラキシーを起こしたことが明らかな方
「アナフィラキシー」とは、ワクチン接種後に起こる激しいアレルギー反応で、じんましんなどの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識障害を伴う場合は、「アナフィラキシーショック」と呼ばれます。
4.免疫機能に異常のある疾患を有する方または免疫抑制の効果のある治療を受けている方
5.その他、医師に不適当な状態と判断された方
予防接種を受ける前に医師とよく相談しなくてはならない方
次の方は、かかりつけの医師と事前によくご相談ください。
1.心臓病、肝臓病、腎臓病や血液の病気で治療中または発育障害などの基礎疾患のある方
2.風邪などのひきはじめと思われる方
3.これまでに予防接種を受けて2日以内に発熱、発疹などアレルギーを思わせる異常がみられた方
4.本予防接種の成分に対してアレルギーを起こす恐れがある方
5.薬を使用して皮膚に発疹が出たり、体に異常をきたしたことがある方
6.今までにけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある方
7.免疫状態を検査して異常を指摘されたことがある方もしくは近親者に先天性免疫不全症の人がいる方
予防接種を受けた後の注意事項
1.予防接種を受けた後30分間は、接種場所でお子さまの様子を観察するか、医師とすぐ連絡がとれるようにしておきましょう。アナフィラキシーなどの急な副反応はこの間に起こることがあります。
2.接種後に接種部位の異常や高熱、けいれんなどが出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
3.生ワクチン接種後4週間は副反応が出ていないかよく観察してください。
4.このワクチンは注射生ワクチンです。このワクチン接種後に違う種類の注射生ワクチンを接種する場合には、翌日から起算して27日間以上の間隔をあける必要があります。
5.令和2年10月より不活化ワクチンと経口生ワクチンの接種間隔が撤廃され、この注射生ワクチンの接種後に不活化ワクチンや経口生ワクチンを接種する場合には、翌日から接種が可能です。
6.接種部位は清潔に保ちましょう。接種当日の入浴は差し支えありませんが、接種部位はこすらないでください。
7.接種当日は激しい運動は避けてください。その他はいつも通りの生活で差し支えありません。
8.医薬品の副作用による健康被害については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)が実施する医薬品副作用被害救済制度がありますので直接お問合せください。(フリーダイヤル0120-149-931)
副反応
接種部位の発赤や腫脹、発熱、耳下線腫脹等がみられることがあります。また、まれではありますがショック、アナフィラキシー、無菌性髄膜炎、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎・脳症、血小板減少性紫斑病、難聴、精巣炎、急性膵炎などがあらわれることがあります。
関連リンク
子どもの予防接種の概要(中央区ホームページ)
お問い合わせ先
中央区保健所健康推進課予防接種担当
〒104-0044 明石町12番1号 中央区保健所4階
電話:03-3541-5930
福祉保健部日本橋保健センター
〒103-0012 日本橋堀留町一丁目1番1号
電話:03-3661-5071
福祉保健部月島保健センター
〒104-0052 月島二丁目10番3号
電話:03-5560-0765
福祉保健部晴海保健センター
〒104-0053 晴海四丁目8番1号
電話:03-6381-2972
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