掲載日:2025年1月1日

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令和7年1月1日「新春あいさつ」

新年明けましておめでとうございます。

区民の皆さまにおかれましては、令和7年の新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。 旧年も、「大江戸まつり盆おどり大会」や「観光商業まつり」、「まるごとミュージアム」などさまざまなイベントに多くの方にご参加いただきました。さらに、昨年12月に開催した第1回「晴海まつり」も大盛況のうちに終えることができ、区内が活気とにぎわいに溢れていることを区長として大変うれしく感じております。

一方で、能登半島地震の発生や、南海トラフ地震臨時情報の発令などを受け、防災対策には終わりがないことを改めて痛感いたしました。昨年は「地域防災計画」の修正に加え、新たな備蓄物資等の配備、各家庭への防災用品カタログギフト配布を通じた家庭内備蓄の促進など、地域防災力の一層の強化や防災意識のさらなる向上を図るための取り組みを機動的に進めてまいりました。また、「プレディプラス」事業の実施、「ふくしの総合相談窓口」開設などの子育て・福祉サービスの充実や物価高騰対策など、区民の皆さまが日々直面している課題に対し適切な対策を講じ、暮らしを守る取り組みを推進してまいりました。区民の皆さまには、各施策にご理解・ご協力をいただき心から感謝申し上げます。

本区の定住人口は、なお力強いペースで増加しており、令和9年度中には20万人に達する見通しです。こうした中、首都高速道路日本橋区間の地下化、築地川アメニティ整備構想、東京高速道路(KK線)の活用による緑のプロムナード化、築地市場跡地の再開発など、将来に向けた都市基盤整備が進行しています。引き続き関係機関や事業者、地元との調整を進め、区内で進行中のさまざまな都市基盤整備の機会を捉えて本区の魅力を一層高めてまいります。また、環境施策としては、再生可能エネルギーの利用拡大などを目的に福島県大熊町と締結した連携協定に基づく住民交流等も始まっており、今後も区民・事業者・区の連携、地域間連携を図りながら脱炭素社会の実現に向けて取り組んでまいります。

本年1月から放送される大河ドラマでは、江戸随一の出版人、蔦屋重三郎の生涯が描かれます。日本橋の通油町(現在の日本橋大伝馬町)に開いた書店「耕書堂」を活動拠点として、山東京伝、喜多川歌麿、東洲斎写楽などの作品を次々と出版した本区にゆかりのある人物です。令和9年3月の区制80周年に向けてシティプロモーションの取り組みを推進している中、区民の皆さまが地域の歴史文化資源の魅力を発掘・発信する契機となりましたら大変喜ばしく思います。

区といたしましては、区民の皆さまが地域への誇りや愛着心を持ち、より一層暮らしやすいまちー中央区セントラルパーク構想―を目指してさまざまな施策を展開し、本区の将来像「輝く未来へ橋をかける―人が集まる粋なまち」の実現に向け全力を尽くしてまいりますので、皆さまの一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

新しい年が皆さまにとって幸多き一年となりますよう心から祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

お問い合わせ先

企画部広報課広報係

〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎2階

電話:03-3546-5216

ファクス:03-3546-2095

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