掲載日:2023年1月18日

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千人針

出征(しゅっせい)する兵士(へいし)には、戦場(せんじょう)での弾(たま)よけと無事(ぶじ)を願(ねが)って「千人針」が贈(おく)られました。千人針には、1000人の女性(じょせい)にお願いをして赤糸のぬい玉を1000個(こ)つけてもらうため、まちかどや駅前などでひと針ずつぬいつけてもらうこともありました。また、虎(とら)の絵には「虎は千里を行って千里を帰る」という故事(こじ)から、戦場(せんじょう)から無事に帰ってこられるようにとの願いがこめられています。戦場で兵士は、腹(はら)まきなどにして体に身につけてお守りにしていました。

千人針/提供:昭和館 画像
千人針/提供:昭和館

中央区 銀座通りで千人針/提供:石川令子 画像
中央区 銀座通りで千人針/提供:石川令子

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