掲載日:2023年1月18日

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国民服・女性標準服

昭和15年(1940)、国民服令(こくみんふくれい)が制定(せいてい)され、男性(だんせい)の標準服(ひょうじゅんふく)は国防色(こくぼうしょく)といわれるカーキ色の布地(ぬのじ)でつくられた「国民服」が着られるようになりました。国民服のうわぎには、一般民間人(いっぱんみんかんじん)向(む)けの甲号(こうごう)と青少年や官吏(かんり)向けの乙号(おつごう)がありました。また、昭和17年(1942)に制定された女性の標準服には、洋服式・和服式・防空着(ぼうくうぎ)の各種類がありました。このうち、「もんぺ」といわれる防空着は、足首でしぼったズボンのような服で、戦局(せんきょく)が悪化すると多くの女性が着るようになりました。

昭和15年に制定された国民服(左は甲号・右は乙号)/提供:共同通信社 画像
昭和15年に制定された国民服(左は甲号・右は乙号)/提供:共同通信社

昭和16年12月19日に発表された決戦下の婦人標準服/提供:共同通信社 画像
昭和16年12月19日に発表された決戦下の婦人標準服/提供:共同通信社

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