掲載日:2023年1月18日
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金属回収
昭和16年(1941)、金属回収令(きんぞくかいしゅうれい)によって軍事上(ぐんじじょう)で必要(ひつよう)となる金属類の回収が国民によびかけられました。鉄や銅(どう)を中心とするあらゆるものが対象(たいしょう)となり、建物(たてもの)の鉄さく・手すり、マンホールのふた、寺院の仏具(ぶつぐ)やぼん鐘(しょう)などのほかにも、家庭で使う鍋(なべ)・釜(かま)・火鉢(ひばち)などにまでおよびました。昭和18年(1943)には、この金属回収のために銀座一丁目から八丁目まであった銀座通りの街路灯(がいろとう)143本が取りはずされて回収されてしまいました。
金属回収令で古鉄を回収するとび職の人たち 京橋地区/提供:共同通信社
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