掲載日:2023年1月18日
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防空演習と隣組
中央区内(旧京橋区・旧日本橋区)の各地区(かくちく)では、昭和15年(1940)につくられた「隣組」といわれる地域住民(ちいきじゅうみん)の組織(そしき)が中心になって防空演習がさかんにおこなわれました。およそ10戸(こ)の家庭で1つの隣組をつくり、防災訓練(ぼうさいくんれん)では共同(きょうどう)でバケツリレーによる消火訓練(しょうかくんれん)をおこなったりしました。隣組ではこのほか、共同での勤労奉仕活動(きんろうほうしかつどう)・生活必需品(せいかつひつじゅひん)の配給(はいきゅう)などにもあたりました。
京橋一丁目の隣組の防空演習/提供:共同通信社
隣組の女性たちによる銀座裏の防空演習/提供:共同通信社
おにぎり炊き出しの実演風景(昭和18年3月)/提供:共同通信社
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