掲載日:2024年3月8日

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中央区の森(数馬地区)

概要

檜原村のNPO法人および森林所有者と「中央区の森」の森林保全に関する協定を締結しました。

森林保全活動の主体である地元NPO法人に対し、森林保全に係る費用の一部を助成しています。

  • 協定締結年度:平成18年度
  • 森林整備施業開始年度:平成18年度
  • 協定面積:約37.4ha
  • 森林の所有形態:私有林

施業内容

間伐、下刈、作業路改修など

平成18年度から施業を開始し、主な整備が一巡しました。そのため、維持管理を中心とした施業を行っています。


作業風景(下草刈り)


作業風景(間伐)

森林保全活動実施の効果

間伐などにより、樹木の育成に適切な間隔を作り出すことで、森林内に光が差し込むようになりました。これにより、残された樹木の育成が促進され、二酸化炭素の吸収および蓄積機能が高まります。

作業実施前

作業実施前

作業実施後

自然環境調査の実施

事業開始から10年以上が経過し、森林保全活動を継続的に実施したことにより、荒廃していた森林内の環境も改善されました。

区では、平成29年度から平成30年度にかけて「中央区の森(数馬地区)」において自然環境調査を行い、約140種類の動植物を見つけることができました。調査結果の一部を以下ページで紹介しています。

「中央区の森(数馬地区)」で見られる自然

間伐材の活用

間伐により発生した木材は、散策路整備の資材やベンチに加工して散策路脇に設置するほか、区内ベンチやベルティグッズなどに活用しています。

また、間伐材で玩具を作製し、区内児童館などに配付しました。


散策路 ベンチ


はとば公園 ベンチ


環境情報センター 受付カウンター


環境情報センター 壁面


ノベルティグッズ

リバーシ

間伐材玩具 リバーシ

散策

数馬地区は登山道が整備されており、どなたでも散策することができます。

また、「中央区の森」を登山口とする大羽根山から笹尾根への登山を楽しむことができます。


「中央区の森」入口


森林内の散策路

ガイドマップ

地図のほか、森林内でみられる動植物の写真などを掲載したガイドマップを作成しています。

中央区の森(数馬地区)ガイドマップ(PDF:4,133KB)

案内板・樹名板

登山口から大羽山山頂までの見どころポイントに、森林内で見られる植物や樹木、野鳥などの情報を掲載した案内板および樹名板を設置しています。


「中央区の森」入口


樹名板(ミズナラ)

花苗の植栽

地元NPO法人により、平成28年3月に花苗の植栽が行われました。
花苗は、生態系に配慮し、数馬地区産のものを選定しています。
檜原村の花「ヤマブキ」や、初夏に大きな釣鐘状の花を咲かせる「ホタルブクロ」など、6種類の草花が植えられました。

植栽した草花


ヤマブキ


ホタルブクロ


ハンショウヅル


ダイコンソウ


ムラサキシキブ


キバナアキギリ

アクセス

JR五日市線「武蔵五日市」駅より西東京バス「数馬」行き

二酸化炭素吸収量認証

平成28年度、令和2年度、令和5年度に実施した間伐作業について、とうきょう森づくり貢献認証制度の認証をうけました。

  • 整備の種類:間伐
  • 実施期間:平成28年度、令和2年度、令和5年度
  • 樹種:スギ、ヒノキ
  • 実施面積:3.19ha
  • 二酸化炭素吸収量:90.78t-CO2(平成28年度から令和9年度までの累計)

ninteisyo

貢献認定書

 

お問い合わせ先

環境土木部環境課ゼロカーボン推進係

〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎7階

電話:03-3546-5654

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