掲載日:2023年1月18日

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家具類転倒防止対策

近年発生している大きな地震では、家具類の転倒防止・落下・移動によりけがをする方が多く見受けられます。
東京では30年以内に大きな地震が発生する70%以上といわれています。あなたと家族の大切な命を守るため、今すぐ家具類の転倒防止を行いましょう。

転倒、移動防止を行う家具類

居室

  • タンス
  • 本棚
  • テレビ
  • ピアノ

など

台所

  • 食器棚
  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 吊り下げ式の照明器具

など

家具類転倒防止等についての注意事項

  • 寝室には家具類を極力置かないようにしましょう。やむを得ず置く場合は就寝位置に家具が倒れないよう家具の配置を工夫しましょう。
  • マンションなどの集合住宅では、高層階になるほど家具類の転倒やけが人発生の危険性が高まるので十分な転倒防止対策が必要です。
  • 一般的に家具の上部を固定する器具の方が、家具の下部を固定する器具より効果が大きくなります。
  • 家具類転倒防止器具が効果を発揮するためには、取り付け壁面や天井が一定の強度を有していることが必要ですので取り付けにあたっては十分な確認を行ってください。

家具類転倒防止器具の種類と効果

  • L型金具は大きな効果があります。
  • ベルト式は部品の破損や緩みにより家具の振動や移動が発生する場合があります。
  • ポール式(つっぱり棒)・ストッパー式・マット式は単体での効果は小さいが、上部固定式と下部固定式の器具を組み合わせて使用するとより効果が得られます。
家具類転倒防止器具の種類と効果
震度 5強 6強
器具なし 揺れる 転倒
L型金具 効果がある 大きく揺れる
ベルト式 揺れる 家具移動
ポール式 効果がある 家具移動
ストッパー式 揺れる 転倒
マット式 揺れる 転倒
ポール式+マット式 効果がある 揺れる
ポール式+ストッパー式 効果がある 揺れる

ガラスの飛散防止

窓や戸棚のガラスなど家にはたくさんのガラスがありますが、地震によりガラスが破壊され飛散した場合大けがをすることもあります。けがの防止のためにも窓や戸棚のガラスに飛散防止用フィルムを貼りましょう。

家具類転倒防止器具の取付支援

区では緊急時の対応が困難な高齢者・心身障害者の生命と安全を守るため家具類転倒防止器具の取り付けを実施しています。

家具類転倒防止器具の取付支援
  高齢の方 障害のある方
対象者
  • 65歳以上で要介護2以上の寝たきりの方
  • 65歳以上のひとり暮らしの方
  • 65歳以上の方を含む60歳以上の方だけで構成される世帯(高齢者世帯)の方
  • 家族が就労、就学等で日中等に不在となり、ひとり暮らし又は高齢者世帯と同様の状態となる方
  • 身体障害者手帳を所持する視覚障害者、4級以上の肢体不自由者が属する世帯
  • 愛の手帳3度以上を所持する知的障害者が属する世帯
  • 精神障害者保健福祉手帳2級以上を所持する方が属する世帯
費用 器具代、事前調査費及び取付費の1割
(住民税非課税世帯は無料)
(4個まで 5個目以上は全額自己負担)
無料
(4個まで 5個目以上は有料)
問い合わせ先 高齢者福祉課高齢者福祉係
電話 03-3546-5354
障害者福祉課障害者福祉係
電話 03-3546-5268

お問い合わせ先

総務部防災危機管理課防災危機管理担当

〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎1階

電話:03-3546-5510

ファクス:03-3546-5708

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