掲載日:2026年5月18日

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認知症とは

「認知症」とは、様々な病気により、脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、認知機能(記憶、判断力など)が低下して、生活のしづらさが現れた状態をいいます。

かつては、認知症になると何もわからなくなり、何もできなくなると考えられていました。現在は、認知症になってからも、一人ひとりが個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができるという考え方である『新しい認知症観』が示されています。

認知症は高齢者だけがなるものではなく、誰もがなりうるものです。一人ひとりが自分ごととして理解する必要があります。

認知症はとても身近なもの

高齢化の進展とともに、認知症と診断される方は増加しています。65歳以上の高齢者を対象にした令和4年度(2022年度)の調査の推計では、認知症のある方の割合は約12%、認知症の前段階と考えられている軽度認知障害(MCI※)のある方の割合は約16%とされ、両方を合わせると、3人に1人が認知機能にかかわる症状があることになります。
※MCI=Mild Cognitive Impairment
軽度認知障害(MCI)とは、記憶障害などの軽度の認知機能の障害が認められるが、日常生活にはあまり支障がないため、認知症とは診断されない状態です。MCIのある方のうち年間で10%から15%が認知症に移行するとされています。

認知症の原因

原因別にみると
アルツハイマー型認知症(長い年月をかけて脳内にたまったアミロイドβ等の異常なタンパク質により神経細胞が破壊され、脳に萎縮が起こるアルツハイマー病が原因となり発症する認知症)
血管性認知症(脳梗塞や脳出血など一部の神経細胞に十分な栄養や酸素がいき渡らなくなる脳血管障害が原因となり発症する認知症)
レビー小体型認知症(レビー小体と呼ばれる異常なタンパク質が脳内を中心に蓄積し、神経細胞が破壊され発症する認知症)
前頭側頭型認知症(脳の前頭葉や側頭葉で、神経細胞が減少して脳が萎縮する前頭側頭葉変性症が原因となって発症する認知症)

脳腫瘍、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、甲状腺疾患といった病気やビタミンB12の欠乏、薬の副作用によっても認知症の症状を示すものがあります。

認知症に早く気づくことが大切

認知症は治らないから、医療機関に行っても仕方がないと考えていませんか。自分自身のほか、家族・同僚・友人など周りの人について「もしかして認知症では」と思われる症状に気付いたら、一人で悩まずかかりつけ医やおとしより相談センターに相談してみましょう。

認知症は、誰もがなりうる可能性があります。早期に発見して治療や適切なケアを行うことで、症状を軽減したり、進行を遅らせることが可能な場合があります。また、生活習慣の改善で発症の時期を遅らせることができることがわかっています。

認知症の予防

認知症の予防への取組における「予防」の意味は、認知症にならないということではなく、認知症の発症の時期を遅らせる、認知症になっても進行を緩やかにするということです。

認知症の多くを占めるアルツハイマー型認知症や血管性認知症は、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症など)との関連があるとされています。ふだんからの生活管理が認知症のリスクを下げると考えられていますので、バランスの良い食事をこころがけ、定期的な運動習慣を身につけましょう。

若年性認知症とは

65歳未満で発症する認知症は、「若年性認知症」と呼ばれます。65歳未満で、認知症を発症した場合、就労に関することや経済的な負担、育児の問題など高齢者と異なる課題が多くあり、若年性認知症を対象とした相談窓口があります。

 

関連リンク

中央区 「ひょっとして認知症かな?」気になり始めたら自分でチェックしてみましょう!

「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」の紹介や相談窓口が掲載されています。

東京都 とうきょう認知症ナビ(外部サイト)

「認知症について知りたい」、「相談したい」、「取り組みに参加したい」、「東京都の取り組み」などのカテゴリー別に内容が掲載されています。

東京都 若年性認知症について(外部サイト)

「若年性認知症に関する相談窓口」、「若年性認知症に関するマニュアル・ハンドブック」、「若年性認知症に関する東京都の取組」について掲載されています。 

こころの情報サイト 認知症(外部サイト)

「認知症とは」、「認知症の特徴」、「認知症のサイン・症状」、「認知症の治療・支援」などについて掲載されています。

お問い合わせ先

福祉保健部介護保険課地域支援係

〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎4階

電話:03-3546-5379

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