掲載日:2023年2月3日
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学校給食について
学校給食の目標
学校給食は、次の7つの目標を立てて実施しています。
- 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
- 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
- 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
- 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
- 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
- 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
- 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。
献立の作成
献立は、次の点に考慮し、安全で楽しくおいしい食事内容を考えています。
- 栄養内容(栄養量を満たす)
- 児童・生徒の嗜好
- 栄養のバランス
- 食品の衛生・調理技術
- 児童・生徒の配膳、盛りつけの時間
中学校は平成19年度、小学校は平成30年度から学校ごとに献立を作成しています。
給食物資の購入についても、学校ごとに行っています。
令和4年度学校給食費改定について
本区の学校給食においては、「学校給食法」等の法令で区の負担とされている人件費、施設設備費、修繕費等の経費に加えて、保護者負担とされている光熱水費についても区負担とし、保護者の皆様には給食食材の経費を給食費としてお支払いいただいております。
近年、牛乳や小麦単価のほか、各種調味料や流通コストの上昇が継続しており、必要な栄養を維持した状態での給食提供に課題が生じるとともに、野菜や魚などについては、より廉価な食材を提供しなければならないなど、一定レベルを維持した給食提供に支障が生じる水準となっています。
そのため、食材の安定的確保、給食水準の維持向上及び一層の食育推進を図るため、下記のとおり学校給食費を改定しますのでお知らせします。
1.改定額(月額)
学年 | 改定後 | 現行 | 引上額 |
---|---|---|---|
低学年(1・2年生) | 4,140円 | 3,910円 | 230円 |
中学年(3・4年生) | 4,360円 | 4,110円 | 250円 |
高学年(5・6年生) | 4,600円 | 4,330円 | 270円 |
学年 | 改定後 | 現行 | 引上額 |
---|---|---|---|
生徒 | 5,200円 | 4,700円 | 500円 |
2.保護者負担の軽減策
米飯給食用米の現物給付
米飯給食用の米のうち、小・中学校で週3回実施分を区が購入し、現物給付することによって保護者負担の軽減を図っています。
引き続き、この現物給付を行います。
食材料費補助
新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少している世帯が多いこと等を考慮し、令和4年度及び令和5年度の2年間については、引上額の2分の1相当分を公費補助することをお伝えしたところです。
このたび、国において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を拡充し、学校給食の負担軽減に向けた取り組みを進めているため、当該交付金の活用により、今年度からの学校給食費の引き上げ相当額を令和4年度に限り全額補助することとします。
学年 | 補助額 |
---|---|
低学年(1・2年生) | 230円 |
中学年(3・4年生) | 250円 |
高学年(5・6年生) | 270円 |
学年 | 補助額 |
---|---|
生徒 | 500円 |
3.保護者負担額(月額)
実際に保護者の皆様にお支払いいただく給食費(保護者負担額)は、次のとおりです。
今年度からの学校給食費の引き上げ相当額を令和4年度に限り全額補助することとしたため、保護者負担額が変更となります。
学年 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度以降 |
---|---|---|---|
低学年(1・2年生) | 3,910円 | 4,025円 | 4,140円 |
中学年(3・4年生) | 4,110円 | 4,235円 | 4,360円 |
高学年(5・6年生) | 4,330円 | 4,465円 | 4,600円 |
学年 | 令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度以降 |
---|---|---|---|
生徒 | 4,700円 | 4,950円 | 5,200円 |
注記:令和5年度以降の金額は、予定の金額です。各年度の給食費は、前年度末にそれぞれお知らせします。
給食費徴収業務等補助員の配置
学校給食は、皆さまからお預かりする学校給食費で給食食材を購入し、学校給食を提供しています。そのため、学校給食費に未納があった場合には、給食食材の購入に支障が生じることもあります。
そこで、中央区教育委員会では、平成31年度4月から、各校長から委任を受けた給食費徴収業務等補助員を配置することとなりました。学校からの未納通知があった後も未納が続く場合は、校長から未納情報の提供を受けた上で、給食費徴収業務等補助員からご家庭に、ご連絡させていただきますのでご協力をお願いします。
ふれあい(交流)給食
区立小・中学校における学校給食に保護者や地域の方々を招待し、学校と地域とのふれあいの場を設けるとともに、より開かれた学校の実現を目指しています。
小学校は「敬老給食」「親子給食」「感謝の給食」「園児との給食」、中学校は「交流給食」などテーマを設定して実施しています。
給食調理業務委託
区立中学校の給食調理業務は、平成14年度から民間委託を開始し、現在全中学校で民間委託となっています。また、小学校は平成15年度から民間委託を開始し、現在全小学校および宇佐美学園が民間委託となっています。
保護者の皆様へ~学校給食の安全性について~
日頃より、中央区の学校給食運営にご理解、ご協力をいただきありがとうございます。
学校給食では、安全、安心でおいしい給食を提供するため、厚生労働省などからの情報に基づき、安全な食材を使用していきます。
具体的な取り組みは次のとおりです。
- 出荷停止措置がとられた地域の出荷停止食材は使用していません。
- 毎日、出荷停止措置等がとられた食材・地域を確認しています。
- 食材については、発注時、納入時に産地を確認しています。
食材の産地情報について
給食で使用している食材の産地は、食材が納入される際に各学校で確認しております。
学校給食で使用している精米、飲用牛乳の産地情報については、下記のとおりです。
なお、精米と飲用牛乳以外の食材の産地情報については、各学校にご確認ください。
精米
令和4年度4月分から山形県産「はえぬき」、秋田県産・栃木県産・茨城県産「こまちブレンド」、山形県産「ひめのもち」を使用しています。
飲用牛乳
茨城県、千葉県、栃木県産を使用しています。
お問い合わせ先
教育委員会事務局学務課保健給食係
〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎6階
電話:03-3546-5515