掲載日:2023年1月18日
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医者にかかるための10箇条
- 伝えたいことはメモして準備
- 対話の始まりはあいさつから
- よりよい関係づくりはあなたにも責任が
- 自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
- これからの見通しを聞きましょう
- その後の変化も伝える努力を
- 大事なことはメモをとって確認
- 納得できないときは何度でも質問を
- 医療にも不確実なことや限界がある
- 治療方法を決めるのはあなたです
出典 ささえあい医療人権センターCOML(コムル)より
新・医者にかかるための10箇条
患者が自分の望む医療を選択して治療を受けるためには、まずは「いのちの主人公」「からだの責任者」としての自覚が大切です。患者が主人公になって医療に参加するためにどのような心構えで医療を受ければよいのかをまとめたものです。
「いつから」「どこが」「どのように」具合が悪いかを具体的に医師や歯科医師に伝えましょう。また、これまでにかかった大きな病気や現在服用中の薬の名前、過去に起こした副作用など細かいことを伝えられると、医師や歯科医師の方も判断がしやすくなり、適切な治療を受けられることにも通じます。
伝えたい内容や質問したいことは、簡単にメモをしておくと良いでしょう。
診断には、診察後すぐに診断される場合と、いくつかの検査を行いその結果により診断される場合とがあります。どのような検査や治療が必要かなど自分自身の病気のことですから納得いくまで聞きましょう。
大事なことはメモを取っておくようにしましょう。
特に自由診療の場合、検査や治療にかかる費用やその内容などについて十分確認してから治療を受けるようにしましょう。
診断や治療に疑問や不安があるから、あるいは、症状が良くならないからと、医師や歯科医師に相談せずに次々に医者を替えてもけっしてプラスにはなりません。治療を振り出しに戻し、新たに余分な医療費がかかることになります。
厚生労働省の方針として、初期診療や慢性疾患で症状が安定している場合などは、「診療所(かかりつけ医)」で治療を行います。診察の結果、専門的な検査、診察や入院が必要と診断され場合は、診療所から紹介してもらい、治療に適切な機能を有する病院で治療を行います。このように医療機関は機能分担と相互の連携が行われています。
病気になったり気になる症状が出た場合、まずは近所の診療所(かかりつけ医)にかかり、必要に応じて紹介状を書いてもらい、適切な医療機関を紹介してもらいましょう。これは、大きな病院に上手にかかるコツとも言えるでしょう。
お問い合わせ先
医療相談窓口
電話:03-3545-1875
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