掲載日:2024年6月17日
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台風や大雨への対策
近年、大型台風や線状降水帯等により、大規模水害が発生する危険性が高まっています。こうした災害は地震とは異なり、気象情報等であらかじめ一定程度予測することが可能です。被害を未然に防ぎ、軽減するために事前の備えをしておきましょう。
事前の備え
家の外の備え
- 側溝や建物の排水溝を清掃する。排水ポンプがあれば点検しておく。
- 道路の雨水排水を妨げないよう、雨水ますの上に物を置かない。
- 土のうや止水板を早めに設置する。(事前に準備しておく。)
- 風で飛ばされそうな物は飛ばないよう固定したり、家の中へ移動する。
家の中の備え
- 万が一のライフライン断絶(停電や断水)に備え、水・食料・携帯トイレなどの備蓄、非常用持出袋の準備をしておく。
- 飛散防止フィルムなどを窓ガラスに貼ったり、飛来物の飛び込みに備えてカーテンやブラインドをおろしておく。
- ハザードマップを確認し、自宅の浸水の可能性について知っておく。
補足:中央区洪水ハザードマップ掲載内容の一部変更のお知らせ(令和6年6月)(PDF:1,874KB)
気象情報の収集について
気象情報の確認
台風や大雨が予想される時は、テレビやラジオをはじめ気象庁のホームページなどで、こまめに気象情報を収集をすることが大切です。
ちゅうおう安全・安心メール
「ちゅうおう安全・安心メール」では、気象警報や区からの避難指示などを速やかにメール配信しています。ちゅうおう安全・安心メールについては、「ちゅうおう安全・安心メールを配信しています」のページをご覧ください。
線状降水帯に関する情報
次々と発生する発達した積乱雲が列をなし、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50kmから300km程度、幅20kmから50km程度の強い降水をともなう降水域を線状降水帯といいます。
近年、毎年のように線状降水帯による顕著な大雨が発生し、各地で甚大な被害をもたらしています。
線状降水帯の情報については、以下のページをご覧ください。
気象庁ホームページ「線状降水帯に関する各種情報」(外部サイトへリンク)
風水害時に取るべき行動
在宅避難について
「避難」とは、「難」を「避ける」ことであり、安全な場所にいる人まで避難所に行く必要はありません。本区で想定される水害においては、頑強な建物の3階以上であれば比較的安全とされています。また、感染症蔓延時においては、避難所に人が多く集まることで感染が拡大するリスクが高まります。
台風などの風水害発生時は、区からの避難に関する情報や気象情報を確認し、ご自宅で安全が確保できる場合には、「在宅避難」をお願いします。また、安全が確保できる親戚や知人宅に前もって避難しておくことも有効です。
「自分の命は自分で守る」意識を持ち、適切な避難行動をとりましょう。
避難情報発令基準
大雨などにより避難が必要な状況になった場合は、下図のとおり警戒レベルを付記した避難情報を発表します。なお、区は総合的な判断のもとに避難指示等を発令することから、防災気象情報と同じレベルの取るべき行動をただちに要請するとは限りません。
内閣府「防災情報のページ」より引用
警戒レベル5
- 状況:災害発生または切迫
- 住民がとるべき行動:命の危険直ちに安全確保!
- 避難情報等:緊急安全確保
警戒レベル4〈警戒レベル4までに必ず避難!〉
- 状況:災害のおそれ高い
- 住民がとるべき行動:危険な場所から全員避難
- 避難情報等:避難指示
警戒レベル3
- 状況:災害のおそれあり
- 住民がとるべき行動:危険な場所から高齢者等は避難
- 避難情報等:高齢者等避難
警戒レベル2
- 状況:気象状況悪化
- 住民がとるべき行動:自らの避難行動を確認
- 避難情報等:大雨・洪水注意報
警戒レベル1
- 状況:今後気象状況悪化のおそれ
- 住民がとるべき行動:災害への心構えを高める
- 避難情報等:早期注意情報
自主避難所について
台風等の影響による暴風雨や高潮などの風水害を不安に感じる方が滞在する施設として区が開設します。想定される台風の規模等に応じて、開設する施設を決定します。
注記:台風接近時に必ず施設を開設するわけではありません。開設する場合には、ホームページで周知します。
お問い合わせ先
総務部防災危機管理課防災危機管理担当
〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎1階
電話:03-3546-5087
ファクス:03-3546-5708
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