掲載日:2024年1月9日

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令和6年1月1日号(新年のご挨拶)

新年明けましておめでとうございます。

区民の皆さまにおかれましては、令和6年の新春を晴々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

旧年は、3年以上にもわたる新型コロナとの闘いに一定の区切りも付き、まちには多くの家族連れや海外からの観光客の姿が見られるようになりました。また、「大江戸まつり盆おどり大会」や「観光商業まつり」、「まるごとミュージアム」などさまざまなイベントにも大勢の方に参加いただくなど、本区の生命線である活気とにぎわいをようやく取り戻すことができ大変うれしく感じております。

一方で、円安や物価高騰の長期化などが依然として私たちの生活に多大な影響を及ぼしています。こうした状況の中、区では、学校給食費・保育所等副食費の無償化の他、住民税非課税世帯の方などを対象とした重点支援給付金やシルバー応援買物券の支給などを行ってまいりました。今後も区民の皆さまの生活を守る施策を着実に実施してまいります。また、昨年は関東大震災から100年の節目を迎え、総合防災訓練で子ども向け体験ブースを設けるなどの充実を図った他、防災拠点運営委員会が実施する訓練に新たに中学生が参加するなど、防災意識の向上や地域防災力の強化に向けた取り組みを積極的に展開してまいりました。区民の皆さまには、各施策にご理解・ご協力をいただきましたことに心から感謝申し上げます。

今年は本区が新たなステージへとさらに大きく前進します。東京2020大会選手村跡地のまちびらきに合わせ、4月には晴海特別出張所等複合施設を開設し、晴海西小学校・晴海西中学校も開校予定です。新たな地域コミュニティの拠点として晴海地域交流センター「はるみらい」も昨年12月にオープンを迎え、魅力あるまちの実現に向けて、地域の皆さまと力を合わせながら準備を進めています。また、築地市場跡地の開発事業者が今春決定予定であり、築地の活気とにぎわいの継承・発展に向け、引き続き関係機関や事業者との調整を図っていく他、区内で進展するさまざまな都市基盤整備の機会を捉えて、わがまち中央区の魅力をさらに高めてまいります。

社会情勢が目まぐるしく変化する中においても、区民福祉の向上に努めるとともに、地域コミュニティの一層の醸成に取り組み、本区の将来像である「輝く未来へ橋をかける― 人が集まる粋なまち」の実現に向けてまい進してまいります。

昨年末には体調を崩し、区民の皆さまに大変ご心配をお掛けしましたが、おかげさまで本復いたしました。本年も全力で区政運営に取り組んでまいりますので、皆さまのさらなるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

新しい年が皆さまにとって輝かしい一年となりますよう心から祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

中央区長 山本泰人

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