掲載日:2023年6月16日
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「中央区の森(数馬地区)」で見られる自然~春~
ここでは「中央区の森(数馬地区)」で行った自然環境調査のうち、春に見られる植物の一部を紹介します。
調査図
調査対象地の平面図
注記:森林所有者の許可なく採取は禁止です。
花
木本類
ホオノキ
- 説明
白い大きな花を咲かせます。大きな葉は、食材を包んだり、皿の代わりにしたりして使われていました。 - 確認エリア
A-2,D-3,L-1,L-2,K-2
ミツバツツジ
- 説明
春一番に赤紫色の花を咲かせます。1つの節に3枚の葉が付くことから、ミツバツツジという名前が付きました。 - 確認エリア
D-2,G-1,K-2
ヤマツツジ
- 説明
ミツバツツジが咲いた後、赤い花を咲かせるため、檜原村では2番ツツジと呼ばれています。 - 確認エリア
K-2
モミジイチゴ
- 説明
花を下向きに咲かせ、花が終わると黄色の甘い実をつけます。別名をキイチゴといいます。 - 確認エリア
B-2,E-2,K-2
草本類
ヤマエンゴサク
- 説明
春に青紫色や赤紫色の花を咲かせます。地下に養分を蓄えた塊茎(かいけい)があり、地上部が枯れても、この塊茎が地下で冬を越します。 - 確認エリア
M-1
ヒナスミレ
- 説明
薄紅色に紫の筋が入った小さな花を咲かせます。葉は先がとがったハート形で、裏面は紫色を帯びています。 - 確認エリア
K-2
チゴユリ
- 説明
小さな花を斜め下向きに咲かせます。花が可愛らしいことから、乳児を意味する稚児を用いてチゴユリという名前が付きました。 - 確認エリア
A-2,K-2,L-2,M-1
ホウチャクソウ
- 説明
チゴユリの仲間です。寺院の軒に下げる大型の風鈴である宝鐸(ほうちゃく)に花の形が似ていることから、ホウチャクソウという名前が付きました。 - 確認エリア
M-1