掲載日:2024年1月10日
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梅毒が増加しています
職員への暴言、性的発言、セクハラ等の入電はご遠慮ください。他の入電者様の対応に支障が生じております。
都内の令和4年(2022年)の梅毒報告数は3,677件で、平成11年(1999年)の調査開始以来、過去最多となりました。
梅毒は、早期検査・早期治療を行うことがとても大切です。症状がある場合や、すぐに検査を受けたい場合は、お近くの泌尿器科、婦人科、皮膚科などの医療機関を受診してください。
中央区保健所では、匿名・無料でHIV検査と同時に梅毒検査も受けることができます。完全予約制のため、詳しくは以下をご覧ください。
梅毒とは
慢性の感染症で、治療を行わないと何年もかかって進行していきます。進行性の病気のため基本的には自然治癒しないと言われています。昔の病気と思われがちですが、近年患者数が増加しています。
梅毒の特徴
- セックス、キス、オーラルセックス、アナルセックスで感染する
- 感染していても症状がないことが多くある
- 症状が出ても痛みが出ないことがある
- 一時的に症状が消えることがある
- 免疫ができないので何度でも感染する
- 症状がない時期でも、パートナーを感染させることがある
- 妊婦が感染していると流産・死産・早産などの原因になるほか、生まれてくる赤ちゃんに先天性の障害を引き起こすことがある
- 進行すると眼・脳・心臓・神経に障害が起きることがあり、失明したり認知症のような症状が出ることがある
梅毒の症状
症状がないこともあります。治療しないでいると病気が進行します。
第1期:感染後約3週間から
感染した場所(性器、肛門、口など)に、できもの、しこり、ただれなどができます。治療しなくても、数週間で症状は消えます。
第2期:数か月から
第1期の症状が一旦消えた後に、1か月から3か月経つと、手のひらや足の裏など全身にバラ疹という発疹やブツブツができます。治療しなくても、数週間~数ヶ月で症状は消えます。
潜伏梅毒:数年から
症状がないまま何年も経過することがありますが、皮膚や内臓で病気は静かに進んでいます。
後期梅毒:数年から
数年から数10年後に、心臓、血管、神経の異常が現れることがあります。悪化すると死に至ることもあります。
梅毒の予防と検査
感染部位と粘膜や皮膚が直接接触しないように、コンドームを使用することが勧められます。ただし、コンドームが覆わない部位の皮膚などでも感染がおこる可能性があるため、コンドームを使用したら100%予防できるとは過信せずに、皮膚や粘膜に異常があった場合は性的な接触を控え、早めに医療機関を受診しましょう。
また、検査を行う場合は周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)と、一緒に検査を行いましょう。
感染所法との関係
梅毒は、第五類感染症(全数把握対象疾患)に定められており、診断した医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出ることになっています。
届出基準や発生届の様式は、東京都感染症情報センターのホームページをご確認ください。
東京都感染症情報センター(外部サイトへリンク)
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お問い合わせ先
中央区保健所健康推進課感染症対策係
〒104-0044 明石町12-1
電話:03-3541-5988
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