掲載日:2024年4月18日
ページID:3336
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高齢者健康診査
高齢者の健康保持・増進を目的とした健康診査です。
対象
- 75歳以上の後期高齢者医療制度に加入の方
- 75歳以上の生活保護受給者
健診の内容
高齢者健康診査基本項目、詳細項目、区が独自に実施する追加項目、フレイル予防健診
注記:フレイル予防健診のうちフレイル予防事業判定は、要支援・要介護認定を受けている方は対象外となります。
受診券の発送
区から受診券を送付します。
令和6年度中に75歳を迎える方(昭和24年4月1日から昭和25年3月31日生まれの方)
区から送付する特定健康診査受診券は誕生日を迎えるまで使用できるものとなります。
誕生日後に受診する場合は、保険証の資格が変わり、高齢者健康診査となりますので、受診券などの交換が必要です。詳しくは区へお問い合わせください。
費用
無料(ただし、精密検査および健診項目以外の検査については、受診者負担となります)
実施医療機関
区が指定する医療機関
注記:受診券と併せて実施医療機関名簿を送付します。
がん検診等について
高齢者健康診査とあわせて、がん検診等も受診できます。
受診券には受診できるがん検診等の項目が記載されていますので、ご確認ください。
健診の項目
高齢者健康診査基本項目
身体計測
- 腹囲
男性は85センチメートル以上、女性は90センチメートル以上がメタボリックシンドローム判定における該当基準です。 - BMI
体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)の式で算出する値です。
18.5未満なら「やせている」、25.0以上が「肥満」と判定されます。
血圧
最大血圧は130mmHg以上、最小血圧は85mmHg以上で高血圧の疑いと判定されます。
血中脂質検査
- 中性脂肪
中性脂肪は食べ過ぎや運動不足が原因で増加し、動脈硬化をおこします。 - HDLコレステロール
善玉コレステロールとも呼ばれ、この量が少ないと血管にコレステロールがたまり動脈硬化が進みます。 - LDLコレステロール
悪玉コレステロールとも呼ばれ、この量が多いと血管内壁に蓄積して動脈硬化が進みます。
肝機能検査
- AST
ASTが高値の場合、心臓や筋肉などの臓器に障害の疑いがあります。 - ALT
ALTが高値の場合、肝臓障害の可能性があります。 - γGT
肝臓や胆道に障害があったり、肥満や脂肪肝・過剰な飲酒などで上昇します。
血糖検査
- 空腹時血糖
すい臓から分泌されるホルモンである「インスリン」の働きが悪かったり分泌量が少なかったりすると、空腹時血糖値が高くなります。高値の場合、糖尿病の可能性があります。 - HbA1c(NGSP)
ヘモグロビンA1cと呼びます。過去1から2か月間の血糖の全体的な状態を反映する検査項目です。
尿検査
糖尿病発見のための「尿糖」と腎臓の障害の程度をみる「尿蛋白」を測定します。
詳細項目
血清クレアチニン検査(eGFR)
腎機能の低下
心電図検査
不整脈、狭心症など
眼底検査
糖尿病、動脈硬化、目の病気
一般血液検査
- 赤血球数
貧血検査 - 血色素量(ヘモグロビン値)
貧血検査 - ヘマトクリット値
貧血検査
区が独自に実施する追加項目
尿検査
- 潜血
腎臓病など
一般血液検査
- 白血球数
感染症、白血病
血液生化学検査
- 総コレステロール
動脈硬化 - 血清アミラーゼ
すい臓病など - 尿酸
痛風など - 尿素窒素
腎臓病など - 鉄
鉄欠乏性貧血など - 血清アルブミン
低栄養
健康相談
フレイル予防健診
- フレイル予防健診の質問票:健康状態のほか食習慣、運動習慣、社会参加及び口腔機能等の質問
- フレイル予防事業判定:フレイルを予防するために適した事業の判定
お問い合わせ先
中央区保健所健康推進課健診事業係
〒104-0044 明石町12番1号 中央区保健所4階
電話:03-3546-5397
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