掲載日:2024年5月2日
ここから本文です。
戦時下の子供たち
コドモ隣組ゲーム 戦中に子どもたちが遊んだ玩具。4つの隣組からバケツと水を持って火元までたどり着く様子を模したゲーム。
|
提供:東京都 |
名札 国民学校の児童たちが身に着けていた名札。空襲が激しくなると、負傷時に輸血ができるようにと血液型も記入した。
|
昭和館所蔵 |
紙芝居「進め一億火ノ玉父さん」 戦時中に学校や隣組で積極的に取り入れられた教育紙芝居。政策や教育的な内容を啓発・宣伝するための内容。
|
昭和館所蔵 |
中庸鉛筆 日本語で芯の硬さを表記した鉛筆。戦時中は英米語であるアルファベットを使わず、芯の硬さ表記「HB」を「中庸」と日本語に改めて表記した。
|
昭和館所蔵 |
教科書「初等科国語 八」 終戦後に約1年間ほど使用されていた「黒塗り教科書」。戦時中の教科書であったため、民主主義に反するような部分に墨を塗ったり、切り取ったりして使用した。
|
昭和館所蔵 |
キンダーブック改題「ミクニノコドモ」 戦時中の子ども向け読み物。時代を反映して戦艦や戦闘機が登場するなど戦時色の濃い内容。
|
提供:東京都 |
紙芝居「ヨイコノカクゴ」 東京都が昭和19年(1944)に制作した教育紙芝居。戦地に送る飛行機を作るために貯蓄奨励を説いた内容。
|
提供:東京都 |
防空射的 戦中に子どもたちが遊んだ玩具。上空に飛ぶ爆撃機を高射砲で迎え撃つ様子をかたどったもの。
|
提供:東京都 |
少年雑誌『週刊少国民』 昭和17年(1942)以降に朝日新聞から発行された子ども向けの写真雑誌。昭和16年(1941)に国民学校令が公布されて以降、子どもたちは少国民と呼ばれるようになった。資料には、写真や絵を多用して戦時下の子どもたちに期待するような情報が多数記載されている。
|
中央区所蔵 |
絵本「前線ト銃後」 昭和19年(1944)に児童図書出版社から発行された戦時絵本。戦地の兵士たち(前線)と戦場の後方で暮らす一般市民(銃後)の様子が豊富な挿絵と片仮名を用いて説明されている。子どもたちが読む戦時下の絵本として当時の世相が読み取れる。
|
中央区所蔵 |
関連リンク