中央区民文化財68 一石橋の親柱(いちこくばしのおやばしら)

更新日:2016年9月1日

区民有形文化財 建造物 所在地:八重洲一丁目11番先

一石橋は、江戸城の外濠が日本橋川と分岐する地点に江戸初期からあった橋です。
大正11年6月に木橋からRCアーチ橋(鉄筋コンクリート)に改架され、橋長43m余、幅27m余で花崗岩の石張りの橋となりました。親柱は4本、袖柱は8本の構造で、橋幅は広く、中央を市電が通っていました。翌12年9月の関東大震災でも落橋せず使用されていましたが、昭和39年の首都高速道路の建設で改修され、親柱2本を撤去、同年48年に鋼鉄橋梁となり、袖柱4本も撤去されました。
RCアーチ橋創建当時の親柱は2本残っていましたが、平成9年に大改修をした際に1本を残して撤去されました。残った1本は大正11年改架当時の重量感ある大型の親柱で、関東大震災以前のRCアーチ橋のものとしては、都内最古の親柱として貴重な近代文化遺産です。

一石橋の親柱
一石橋の親柱

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