掲載日:2023年1月18日
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令和2年3月1日号(ハートオブ東京 中央区)
戦後75年が経過し、大戦の災禍を知らない人が増えています。区の大部分が灰じんに帰して茫然と人々が立ち尽くしていたことを忘れてはなりません。戦後の復興から経済成長をまっしぐらに進み、今日世界に誇れるまちがつくられたことは、人々の努力の結集と平和が維持されたからこそではないでしょうか。晴海第三公園に「平和モニュメント」が設置され3月15日に披露されます。これは、区立小学校全16校の児童が「オリンピック・パラリンピックと平和」をテーマに描いた原画をもとに、障害のある方々がモザイク平板で作り上げた作品です。
区のこれからを担う少年少女たちが平和に対する思いを込めたモザイク画…これは中央区の持っているヒューマニズムの形かもしれません。
八重洲町会の再開発がいよいよ始まります。古くからのさくら通りの桜並木もしばらく形を変え、他の地へ移植することになります。これまでこの桜花がどんなに人々の心を和ませてくれたでしょう。竣工した暁には、さくら通りも人もまちも新たな装いで、戻ってほしいと切に願うものです。
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