掲載日:2023年1月18日

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街路樹の機能と維持管理

街路樹の機能

都市の街路樹等の緑には、良好な景観形成や生物多様性の確保、季節感の提供、雨水の地下浸透やヒートアイランド現象の緩和など、様々な要素に配慮した機能が求められています。
街路樹の維持管理においては、このような機能が最大限に発揮できるよう樹木の健全な生育に努めることで、快適な都市空間や風格あるまちづくりができると考えています。


緑陰を形成する街路樹


桜の見所となっている街路樹

街路樹の維持管理

街路樹の維持管理は、年間を通じて様々な作業を行っています。
樹木剪定や刈込、緑地帯の除草清掃などに加え、病害虫防除や渇水時の潅水(水やり)や施肥といった作業も行っています。
作業の際には、歩道や車道の一部を規制して作業を行うこともありますが、安全に配慮して行いますので、沿道にお住まいの方や通行される皆様のご理解とご協力をお願いします。

剪定

剪定作業は、夏期と冬期に作業を行っています。
夏の剪定では、主に樹形を維持しながら台風等の強風に備え、風圧を軽減できるよう密集した枝の剪定などを行っています。
冬の剪定では、主に樹形の骨格づくりを目的とした剪定を行っています。

害虫駆除

4月から10月頃にかけて、区道の街路樹や緑地帯の樹木に毛虫などの害虫が発生することがあります。そのため、薬剤の飛散がない、樹木の幹に注入するタイプの薬剤を主に使用して害虫駆除を行っています。緊急的に駆除が必要な際は、お知らせをしたうえで薬剤散布を行います。

潅水(水やり)

夏の猛暑や雨が降らない日が続くと、水不足により樹木が枯れてしまうことがあります。そのため、散水車を使用して、街路樹等への水やりを通行者の少ない夜間に行っています。区が行う水やりだけでは不十分なこともありますので、近隣の街路樹や公園などの樹木への水やりを朝晩の涼しい時間帯にお願いします。
樹木の健全な生育のために皆様のご協力をお願いします。

落ち葉清掃

春から初夏にかけては、常緑樹(クスノキ・タブノキなど)の新芽が出ることに伴い、また、秋から冬には、落葉樹(サクラ・イチョウ・ケヤキなど)が越冬の準備のため、葉を落とします。その際に、落ち葉が沿道の皆様の敷地に吹き込み、ご迷惑をお掛けすることがあります。また、濡れた落ち葉が路面に張り付くと、滑りやすくなり転倒につながる場合があります。
区では、道路上の落ち葉清掃を行っていますが、時期によっては、区の清掃だけで回収することは困難であり、地域の皆様にご協力をお願いしています。沿道などで落ち葉の清掃をして頂いている方々には感謝申し上げます。引き続き皆様のご協力をいただきますよう、よろしくお願いします。


秋の街路樹

お問い合わせ先

環境土木部水とみどりの課道路緑化施設係

〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎7階

電話:03-3546‐5437

ファクス:03-3546-9550

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