掲載日:2024年4月15日

ページID:3204

ここから本文です。

風しん

風しんとは

風しんは、風しんウィルスの飛まつ感染によっておこる病気です。
潜伏期間は2から3週間で、軽いかぜ症状ではじまり、発しん、発熱、リンパ節腫脹などが主な症状です。発しんも発熱も約3日間でなおるので、「三日ばしか」とも呼ばれています。合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などを起こすことがあります。

風しんと診断されたら

風しんは、発しんが出る7日前から発疹が出たあと5日間に感染性があるとされています。
学校保健安全法における出席停止の期間は、発しんが消失するまでとされています。
感染性のある期間はなるべく自宅療養を優先し、周囲の人にうつさない配慮が望まれます。

先天性風しん症候群

イメージイラスト:妊娠

風しんに免疫を持たない女性が妊娠初期に風しんに感染すると、先天性風しん症候群と呼ばれる、心臓病や白内障、聴力障害を持つ赤ちゃんが生まれる可能性があります。

妊婦への風しん感染を防ぐために、以下の方は風しんの予防接種を受けましょう。

  • 妊婦の夫、子ども、その他の同居家族
  • 10代後半から40代の女性(特に妊娠希望者または妊娠する可能性の高い方)
  • 出産からまもない女性(妊娠初期の検査で、風しんの抗体価が低かった方)

関連リンク

任意予防接種について

定期予防接種以外で任意に予防接種を受ける場合には、風しんの予防接種(MRワクチン等)を実施している医療機関で接種を受けてください。

先天性風しん症候群の対策として、風しんの抗体検査費用と抗体価の十分でない方に予防接種の費用を助成しています。
助成の対象者、申請方法は下記のページをご覧ください。
先天性風しん症候群対策(風しん抗体価及び予防接種費用助成)

助成対象外の方の風しん任意予防接種は全額自己負担になります。
風しんの流行は突然やってきます(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

予防のポイント

  • 咳エチケットや手洗いを心がけましょう。
  • 風しんは特効薬がないため、予防接種を受けることが大切です。

感染症法との関係

風しんは、五類感染症(全数把握対象)に定められ、診断した医師は直ちに最寄の保健所へ届け出なければなりません。

届出基準や発生届の様式は、東京都感染症情報センターのホームページをご確認ください。
東京都感染症情報センター(外部サイトへリンク)

関連リンク

お問い合わせ先

中央区保健所健康推進課感染症対策係

〒104-0044 明石町12-1

電話:03-3541-5988

福祉保健部日本橋保健センター健康係

〒103-0012 日本橋堀留町一丁目1番1号

電話:03-3661-5071

福祉保健部月島保健センター健康係

〒104-0052 月島二丁目10番3号

電話:03-5560-0765

福祉保健部晴海保健センター健康係

〒104-0053 晴海四丁目8番1号

電話:03-6381-2972

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?