掲載日:2024年4月12日
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自動体外式除細動器(AED)の設置・貸出
迅速な救命活動が命を救う!
- 心室細動などによる病院外での突然の心停止者は全国で年間2万人から3万人といわれています。
(心室細動とは・・・心臓の心室が不規則に細かく震え、血液の流れを止めてしまう不整脈) - 心停止後、一分経過するごとに救命率は7%から10%低下することから、救急隊員が到着するまでの間に居合わせた者の救命活動が重要になります。
- そこで、厚生労働省は、平成16年7月に医師・救命救急士等に限られていた心停止時の救命活動に有効な自動体外式除細動器(AED)の使用を、現場に居合わせた一般の人にも認めました。
- 区では、区民をはじめ、区を訪れる多くの人が、心室細動などによる突然の心停止に陥った場合に備え、区立施設に「AED」を設置しました。また、町会や自治会等が実施するイベントにも「AED」を貸出します。
自動体外式除細動器(AED)とは
AED画像
心室細動などによる心停止者に電気ショックを与え、心臓の動きを正常に取り戻させる機器です。
また、音声案内により操作手順を説明するほか、注意事項も警告します。
注記:AED使用の前に、意識の確認、呼吸の有無を確認してください。
- 電源を入れます。(AEDが操作手順等を音声案内で説明します)
- 心停止者の胸に直接、電極パッドを貼付します。
- 電極パッドのコネクタをAEDに差し込みます。
- AEDが心電図波形を解析し、電気ショックが必要かを判断します。
- AEDが電気ショックを必要と判断したら、ショックボタンを押します。
注記:AEDがショックの必要がないと判断した場合は、ショックボタンを押しても通電されません。
救命の連鎖
- 119番へ通報する。
- 救急車またはAEDが到着するまで、心臓マッサージと人工呼吸を行う。
- AEDが到着したら、AEDを使用する。
- 救急車へ引き継ぐ。
救命活動に備え、区の施設に設置しています!
表示ステッカー
設置施設の出入口に、表示ステッカーを貼っています。
「AED」を貸し出します!
町会や事業所等がイベント等を実施する際にAEDを貸し出します。
また、講習会等に向けたAEDトレーニング機器や心肺蘇生練習用人形も貸し出します。
貸出申請書提出のほか、次の条件があります。
- 医師が参加している団体、又は、心肺蘇生法(心臓マッサージと人工呼吸)の講習等を受講し、それぞれの証明書等の提示ができる者がいる団体の代表者
注記:申請書は、貸出し予定日の1週間前までに必ず提出してください。
お問い合わせ先
中央区保健所健康推進課管理係
〒104-0044 明石町12-1
電話:03-3541-5930
ファクス:03-3541-4259
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