平成29年度　中央区各会計予算

平成29年度の予算が、平成29年第1回区議会定例会において3月30日に可決されました。
一般会計は953億2,171万3千円で、前年度と比較して3億1,407万6千円（0.3％）の増となりました。
平成29年度予算は、「20万都市への幕開け！！-オリンピック・パラリンピックとその先の輝かしい未来に向けてー」をテーマに、急激な人口増加や3年後に迫った東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とその後の区内全体の良好なまちづくり、さらには学校、保育所や高齢者施設など「20万都市」に向けた基盤整備に重点を置き、各種事業の充実・強化を図りました。

「10年後の中央区」に向けた5つのまちづくり

1. 災害に強い都心のまちづくり
   「自助」「共助」の一層の強化とともに「公助」と一体となった地域防災力の向上に取り組み、災害に強い都市を実現します。
2. 子どもが輝く子育て・教育のまちづくり
   誰もが安心して子どもを産み、喜びをもって育てることができる子育て・教育のまちを実現します。
3. すべての人々の健康と高齢者の生きがいのあるまちづくり
   乳幼児から高齢者までのニーズに応じた健康づくりを進め、誰もが生涯にわたりいきいきと暮らすことのできるまちを実現します。
4. 地球にやさしい水と緑のまちづくり
   みんなで環境活動を実践し、環境負荷が低減され、水と緑に包まれた「エコタウン」を実現します。
5. 歴史と先進性を生かしたにぎわいのあるまちづくり
   江戸以来の歴史と伝統が息づく文化と最先端の都市活動を融合し、集いとにぎわいがあふれるまちを実現します。

詳しくは「平成29年度中央区予算（案）の概要」をご覧ください。

財政規模

財政規模 （単位：千円、％）

区分	平成29年度	平成28年度	増減額	増減率
一般会計	95,321,713	95,007,637	314,076	0.3
国民健康保険事業会計	14,580,086	14,343,322	236,764	1.7
介護保険事業会計	7,937,521	7,921,734	15,787	0.2
後期高齢者医療会計	2,567,506	2,477,508	89,998	3.6
合計	120,406,826	119,750,201	656,625	0.5

一般会計予算の主な増減要因

一般会計予算は953億2,171万3千円で、前年度当初予算950億763万7千円に比べ3億1,407万6千円、0.3%の増となり7年連続で過去最大の当初予算を更新しました。また、歳出総額から公債費を除いた、いわゆる政策的経費である一般歳出では0.4%の増となります。
前年度予算に比べ増となった主な要因は、湊二丁目認知症高齢者グループホーム等の整備（△20億円）の皆減のほか、有馬・豊海小学校等の増改築（△20億円）の皆減や歩行者専用橋の整備（△12億円）が減となったものの、児童数増加への対応としての日本橋・月島第三・阪本小学校等増改築（28億円）や子ども・子育て支援給付（9億円）、マイホーム新川の改修（8億円）、子ども発達支援センター（仮称）等の整備（5億円）などが増となったことによります。

一般会計および特別会計予算資料

• 平成29年度　中央区一般会計予算（PDF：205KB）
• 平成29年度　中央区国民健康保険事業会計予算（PDF：115KB）
• 平成29年度　中央区介護保険事業会計予算（PDF：108KB）
• 平成29年度　中央区後期高齢者医療会計予算（PDF：91KB）

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