佃大橋と佃の渡し

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住吉水門付近から隅田川河口方面を写した一枚。かつて月島に暮らす人々の身近な交通機関は船でした。佃の渡しは正保2(1645)年頃から始まったとされています。隅田川流域では最後まで残った渡船でしたが、昭和39(1964)年の佃大橋の完成に伴い、300年以上におよぶ歴史に幕を下ろしました。

令和4(2022)年12月

昭和37(1962)年頃(京橋図書館所蔵)