掲載日:2024年3月26日

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クビアカツヤカミキリについて

クビアカツヤカミキリは、サクラやウメ、モモなどのバラ科樹木を食害して枯らしてしまう外来種で、2018年に「特定外来生物」に指定されました。

 

特徴

体長:25ミリメートルから40ミリメートル

成虫はおおむね6月から8月頃にかけて出現します。

幼虫は2年間程度の活動期間があると考えられていますが、4月から10月頃が確認しやすい時期となります。

全体は青みを帯びた黒色で、つやつやとした光沢があり、オスの触角の長さは体長の2倍程度の長さで、メスの触角は体長と同程度の長さになります。

クビアカツヤカミキリのオスとメス

クビアカツヤカミキリのオス(左)とメス(右)(写真提供:東京都環境局)
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生息場所

樹種

サクラ、ウメ、モモ(ハナモモ含む)、スモモなど

点検方法

6月から9月に、高さ3メートル位までの幹や根本、太い枝の表面に、「フラス」(幼虫が排出する木くずとフンが混ざったもの)が出ていないか確認してください。また、樹液が何カ所も大量に出ている場合もあります。​​​​

幹で確認されたフラスの写真

幹で確認されたフラス(写真提供:東京都環境局)

根元で確認されたフラスの写真

根元で確認されたフラス(写真提供:東京都環境局)

駆除方法

街路樹や公園でクビアカツヤカミキリの成虫を見つけた場合は、その場で踏みつけるなどして駆除してください。

特定外来生物は原則として、生きたまま持ち運ぶことが禁じられています。

また、見つけた場所を下記「お問い合わせ先」までお知らせください。

ご自宅や会社などの敷地内の駆除は、所有者様、管理者様で行っていただくことになります。区は東京都と連携して虫の判別や駆除の方法などをご案内します。


本ページは、東京都環境局「クビアカツヤカミキリ防除の手引き2023年3月」をもとに作成しました。

中央区における防除の実施について

特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(平成16年法律第78号)第17条の4第1項の規定に基づく市町村(特別区を含む)による防除の確認は以下に公示されています。

なお、区ではクビアカツヤカミキリと併せて同じカミキリムシ科であるツヤハダゴマダラカミキリ、サビイロクワカミキリの確認を受けています。

特定外来生物 新法に基づく防除の公示一覧(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

お問い合わせ先

環境土木部環境課生活環境係

〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎7階

電話:03-3546-5403

ファクス:03-3546-9550

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