掲載日:2023年1月31日

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令和5年1月1日「新春あいさつ」

新年明けましておめでとうございます。中央区長の山本泰人でございます。区民の皆さまにおかれましては、令和5年、西暦2023年の新春を清々しい気持ちでお迎えのことと、お慶び申し上げます。
旧年は、コロナ禍の長期化に加え、急激な円安の進行、原油価格・物価高騰などが、私たちの生活に多大な影響を与えた一年でありました。そのような状況の中、区では新型コロナワクチン接種の一層の推進や、低所得世帯に対する一律5万円の緊急支援給付金の支給、高齢者を対象とした区内共通買物・食事券の臨時給付など、区民の皆さまの生活を守るための施策を積極的に展開してまいりました。
また、「大江戸まつり盆おどり大会」や「観光商業まつり」、「まるごとミュージアム」など、さまざまなイベントを感染症対策を徹底した上で開催するなど、感染拡大防止と社会経済活動維持の両立、にぎわい創出の取り組みを着実に進めてまいりました。さらに、図書館と郷土資料館が融合した地域の新たな生涯学習拠点「本の森ちゅうおう」が昨年12月に開館を迎え、本区の歴史と文化を体感していただける場として多くの方々にご利用いただいております。区民の皆さまには各施策へのご理解・ご協力を賜りましたことに心より感謝申し上げます。
また、昨年は本区の将来に向けた都市基盤整備が大きく前進した一年でもありました。日本橋上空の首都高速道路地下化や東京高速道路(KK線)の再生に向けた取り組み等に加え、昨年11月末には都心部と臨海部とを結ぶ地下鉄新線について東京都からルートや駅位置等の事業計画案が示されたほか、築地市場跡地再開発を行う事業者の募集が開始されるなど、将来のまちを形づくる多くの計画が実現に向けてより具体的な段階へと進んでおります。こうした動きは周辺地域のまちづくりやにぎわいの醸成に一段と弾みがつくものであり、大変喜ばしく思う次第であります。
これらの都市基盤整備の進展はもとより、新型コロナウイルス感染症の流行とそれに伴う生活様式の変容や働き方に対する意識の変化、デジタル化の加速度的な進展、深刻化する地球温暖化や自然災害など、本区を取り巻く環境や社会状況は大きく変化しています。このような変化の中、基本構想に掲げる将来像「輝く未来へ橋をかける ― 人が集まる粋なまち」の実現に向けた取り組みを総合的かつ計画的に展開するべく、今後10年間を見据えた具体的な施策や取り組みを示す新たな基本計画の策定を進めています。
区といたしましては、今後も区民の皆さまの健康を守るとともに、地域のにぎわいや事業活動の回復と経済の再生に向けて取り組み、「誰もが明るく安心して暮らせるまち」「活気をもって働くことのできるまち」の実現、さらに、次代を担う子どもたちが夢と希望を持てる社会の実現に全力を尽くしてまいります。この一年で芽生えたまちのにぎわい回復への明るい兆しをより確かなものにするため不断の努力を重ねてまいりますので、皆さまの一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
新しい年が皆さまにとって幸多き一年となるよう、心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

お問い合わせ先

企画部広報課広報係

〒104-8404 築地一丁目1番1号 本庁舎2階

電話:03-3546-5218

ファクス:03-3546-2095

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