中央区ホームページ
広報紙「区のおしらせ ちゅうおう」へ戻る この号の目次へ戻る

本文ここから

「区のおしらせ ちゅうおう」 令和元年7月21日号

ふれあい広場

つなぐ、つながる 健康づくりと笑顔の輪

高齢者が体操や歌などを通じて、地域で交流できるサロン「高齢者通いの場」。現在18カ所で開設されています。今回は、その一つである勝どきの通いの場「スマ・スポクラブ」を運営されている金井良さんにお話を伺いました。

写真:金井 良さん
▲金井 良さん

スマ・スポクラブについて教えてください。
勝どきおとしより相談センター(外部サイトへリンク)で毎月第1・3・5水曜日に開催しています。区が独自に開発した介護予防の体操「中央粋なまちトレーニング(粋トレ)」を皆さんで行い、転倒予防や認知機能の向上に取り組んでいます。また、体を動かしながら楽しく交流できるゲームなども取り入れています。クラブのネーミングは、参加者の方が名付け親で運動の他、脳を活性化させるトレーニングも行うことから、英語で「賢い」や「機敏」といった意味を持つsmart(スマート)とsport(スポーツ)という単語を使っています。

運営の動機を教えてください。
私の住んでいる地域では子どもが増えていて、その親同士のつながりで、日頃から子どもたちのことで協力し合ったり助け合ったりしています。そのつながりは、地域全体の安全・安心にも役立つとても貴重なものと感じています。通いの場は、皆さんと体操を行いながら「地域の人たちが助け合えるつながりがある社会」を目指していける一つの場と考えて、運営に手を挙げました。

活動の様子を拝見して、体を動かすゲームではお互いにコツをアドバイスし合ったりする様子から皆さんの「地域のつながり」が育まれているのを感じました。
定期的に「あなたを手助けしてくれる人は何人くらいいますか?」といったアンケートを行っています。開設時に比べ、回答の数値は次第に上昇しています。ここでは、皆さんにそれぞれ自分を呼んで欲しい愛称名を決めてもらい、名札を着けています。お互いに愛称名で呼び合ったり、手をつなぐゲームなどで楽しみながら、次第に親近感を覚えていくことが、このアンケート結果につながっていると考えています。

クラブでは「粋トレ」を行って健康寿命を延ばすことにも取り組まれていますね。その開発に金井さんも加わっていたとお聞きしました。
「粋トレ」の開発には、リハビリテーションの専門職である理学療法士の立場から検討委員として参加しました。筋肉のためには、体操はゆっくりと四肢を動かす方が効果が高いのですが、その分疲労感も大きくなります。「粋トレ」はみんなで一緒に体操を行い、終わった後に「楽しかったな」と思ってもらえるように、軽快なリズムの音楽に合わせた動きを念頭に開発されています。1つの体操が終わったばかりでも「次はどんな体操?」とやる気いっぱいの皆さんを見ると嬉しくなります。

皆さんが楽しく通い続けられるのは、楽しく取り組める体操だからでもあるのですね。
長く通い続けてもらうために、皆さんの体の調子には特に配慮しています。参加者の中には、通われるうちに足腰の状態が非常に良くなり、その方と喜んでいたのですが、数日後外出時に無理をしてけがをされてしまいました。私は、一緒に喜ぶだけではなく、無理をしないことをしっかり伝えておけば良かったと後悔しました。そうしたこともあり、理学療法士の立場から皆さんの体の調子を細かくお聞きするようにしています。皆さんが「肩から上に上がらなかった腕が上がるようになった」と体の調子を知らせてくれるのが、私のやりがいにつながっています。

今後の展望と地域の方にメッセージをお願いします。
クラブにいらっしゃる方々がそのつながりを生かしてアクティブにいろいろなことに挑戦してより多くの関わり合いを見いだしていただけたら嬉しいです。人と人のつながりは自分自身の生活をより充実したものにしてくれるはずです。通いの場にいらしたことがない方はぜひ足を運んでみてください。素晴らしい出会いが、そのお手伝いをできると思います。

写真:和気あいあい
▲和気あいあい

本文ここまで

以下 奥付けです。

Copyright (c) Chuo City. All rights reserved.