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区のおしらせ 中央
平成31年3月11日号

平成31年度当初予算

桜満開の佃公園
▲桜満開の佃公園(外部サイトへリンク)

 歳入においては、わが国の景気が緩やかな回復を続ける中、本区の人口増加が力強く続いており、特別区民税が270億円を超えることが見込まれる一方、いわゆる「税源偏在是正」の新たな措置が平成31年度税制改正に盛り込まれたほか、法人住民税の一部国税化や地方消費税の清算基準の見直しなどの影響は大きく、本区の財政環境は決して楽観できる状況にはありません。このため、予算の編成に当たっては、既存事業の不断の見直しなど健全財政を堅持しつつも、基本計画に掲げた各施策の推進を図るため、これまで積み立ててきた基金を有効に活用するなど、財源の効率的かつ重点的な配分に努めたところであります。
 その結果、新規事業22、充実事業40を盛り込んだ一般会計予算総額は、当初予算として初めて1千億を超える1,031億3,200万円余となりました。
 主な施策について、基本構想に掲げた三つの「施策のみちすじ」に沿って申し上げます。

一人一人の生き方が大切にされた安心できるまち

 第一は、「一人一人の生き方が大切にされた安心できるまちを目指して」であります。
 まず、保育を必要とするすべての子どもが利用できる保育環境の整備については、私立認可保育所の開設支援など保育定員の拡大に引き続き取り組むとともに、午睡中の事故を防止する安全対策を講じるなど保育の質の向上を図ってまいります。
 次に、高齢者施策についてであります。生涯現役社会の実現に向け、介護や認知症の予防を目的とする健康づくりをサポートするとともに、さまざまな社会参加の場や機会の提供を図る事業への支援を充実するほか、健康や介護の相談などに対応できるサービスの拡充を図り、高齢者が自分らしくいきいきと暮らし続けられる環境づくりを進めてまいります。
 障害のある方への施策では、心身障害者福祉手当や生活介護事業の拡充など、地域で自立し充実した生活を送ることができる環境の整備を図ります。
 また、本庁舎、日本橋区民センター(外部サイトへリンク)月島区民センター(外部サイトへリンク)を全面禁煙にするとともに、区民館や公園などの分煙を徹底し、喫煙者にも配慮しながら受動喫煙防止対策を確実に進めます。さらに、地域が取り組むねずみ駆除を支援するなど、健康で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。

快適で安全な生活を送るための都市環境が整備されたまち

 第二は、「快適で安全な生活を送るための都市環境が整備されたまちを目指して」であります。
 気温の上昇や熱中症リスクの増加など近年深刻化する地球温暖化の防止に寄与するため、街路樹の植栽や朝潮運河護岸の整備を進め、緑豊かな歩行空間や自然環境と調和した貴重な水辺空間の形成を図るほか、暑さ対策として公園に微細ミストを設置するなど、水とみどりあふれる豊かで快適な環境のまちづくりを進めてまいります。
 次に防災力・防犯力の向上についてであります。昨年は、北海道胆振東部地震、大阪北部地震、西日本豪雨など、日本各地で災害被害が相次ぎました。
 この東京においても、今後30年以内にマグニチュード7クラスの大地震が70%の確率で発生するとされております。過去の震災の貴重な教訓を踏まえ、区内消防署などの協力のもと「地域防災フェア」を実施するとともに、総合防災訓練の充実を図り、災害時における自助・共助についての普及啓発を推進するほか、帰宅困難者対策も含め、災害発生時の対応力強化に取り組みます。防犯面では、自動通話録音機の無償貸与など、被害が後を絶たない振り込め詐欺対策に力を注いでまいります。
 次に、都心にふさわしい魅力ある都市基盤づくりであります。
 まず、名橋「日本橋」上空の首都高速道路の地下化については、昨年7月に関係者間で計画案が合意に至り、本年から都市計画の手続きに入るなど、実現への大きな一歩を踏み出しております。「都心部・臨海地域地下鉄構想」については、早期事業化を図るため、地元区として検討を深めてまいります。また、東京駅前地区において、まちづくりと連携したバスターミナルの整備を進めるとともに、銀座地区では、地域特性に応じた駐車場地域ルールの見直しについて検討してまいります。

輝く個性とにぎわいが躍動を生み出すまち

第三は、「輝く個性とにぎわいが躍動を生み出すまちを目指して」であります。
 「商工業のまち中央区」のさらなる発展を図るため、商工業融資では、引き続き十分な融資枠を確保するとともに、消費税率引き上げに備え、共通買物券の発行額を増額し、総額6億6千万円分を発行するなど地域経済を担う中小企業や商店街を積極的に支援します。
 都市観光の推進では、観光客や来街者の利便性を図るため情報通信環境の整備を進め、区内回遊性を高めてまいります。
 東京2020大会に向けては、世界中から訪れる人々に対して、地域が一体となった本区ならではの「おもてなし」を展開するとともに、区民協議会とも連携しながら、日本の伝統文化をいかしたイベントを開催するなど大会への気運醸成を図ります。さらに、障害のある方やその家族に向けて、スポーツ参加の機会を提供いたします。
 次に、教育についてであります。
 次代を担う子どもたちが個性を伸ばし能力を育みながら、さまざまな社会の変化を乗り越え、自らの力で未来を切り拓いていけるよう、「教育の中央区」にふさわしい教育施策の総合的・体系的な取り組みを推進します。
 総合的計画である「教育振興基本計画」については、今後10年間を見据えた教育施策を示す計画として改定いたします。喫緊の課題である児童数の増加に対しては、城東小学校(外部サイトへリンク)阪本小学校(外部サイトへリンク)の改築およびこども園の整備、晴海地区の小学校・中学校の整備を引き続き進めるとともに、常盤小学校(外部サイトへリンク)においては別館を整備します。
 教育内容の充実では、「学習力サポートテスト」を活用し、一人一人への指導の充実および児童の学力向上につなげてまいります。また、東京2020大会を契機として、日本の伝統文化への理解や国際教育のさらなる推進を図ります。
 以上、予算の概要について申し上げましたが、わがまち中央区の輝かしい未来に向けたさらなる発展のため、区議会ならびに区民皆さま方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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以下 奥付けです。

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