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区のおしらせ 中央
平成30年11月11日号

ふれあい広場

「通いの場」で仲間づくりと楽しい活動

五十里とみ子さん
▲五十里とみ子さん

皆さんは体操や歌など、さまざまな活動を通して高齢の方が身近な場所で交流できるサロン「通いの場」をご存じですか。現在区内12カ所で開設され、事前申し込み不要で気軽に参加することができます。今回はその「通いの場」の一つ「勝どきデイルーム(外部サイトへリンク)こころ」を運営している五十里とみ子さんにお話を伺いました。
勝どきデイルーム(外部サイトへリンク)こころ」では毎月2回2時間程度、手芸などの作品作りを中心とした交流活動を行っています。過去にデイサービス(通所介護)の仕事をしていた五十里さんは、趣味の手芸を生かして何かできることはないかと考え、今の運営メンバー4人に声を掛け「勝どきデイルーム(外部サイトへリンク)こころ」を立ち上げました。毎回15人程度の方が参加し、手芸の他、運動やクイズで体と頭の体操を行い、和気あいあいと交流を楽しんでいます。
運営の中で工夫していることを伺うと「初めての方でも段取りよく手芸の作品を完成できるように、毎回ある程度形になったものを事前に準備しています」と教えてくれました。例えば手のひらサイズの帽子ストラップを作る場合、ペットボトルキャップとドーナツ型の紙型を組み合わせたものにカラフルな紐を巻き、最後に飾りを付けて完成するのですが、紙型や飾りなど必要な材料を人数分準備します。凝った作品だと参加者の皆さんが苦心してやっと作り上げることもありますが、難易度が高いものほど皆さんが熱心に取り組み、作品が出来上がった時の喜びも大きくなるそうです。

帽子ストラップ
▲帽子ストラップ

こうした工夫のかいがあって、集まる方は毎回手芸の作品作りをとても楽しみにしているので、体操などの運動をせずに手芸に取り掛かってしまうという、うれしい悩みがあったそうです。そこで「体操を5分」「吹き矢を2回」など、運動を行ってから手芸に取り掛かるよう勧めることにしました。「ここは手芸を中心に交流する『通いの場』ですが、皆さんには、手だけではなく体も動かして健康維持に役立てていただきたいです」と優しい笑顔で語ってくれました。
運営メンバーとの関わりだけでなく、参加される方同士でも体操のやり方や作品作りの手順をお互いに教え合うなど、交流を通して皆さんの距離が縮まっていきます。五十里さんは、こうして友だちの輪が広がっていく様子を見ることができ、この「通いの場」を立ち上げて本当に良かったと感じているそうです。また最初はあまり積極的に話をしなかった方も、参加の回数を重ねるたびに笑顔が増え、今では欠かさず通って楽しみながら体操や手芸に取り組んでくれるようになったことがとてもうれしい、と教えてくれました。「皆さんの笑顔が大きな励みとなって、私自身も元気をもらっています」と話す五十里さん。もっと皆さんに喜んでもらいたいという思いから、手芸の作品に使うパーツを作るためにご自身のパソコンスキルを磨いたりするなど、より良い運営のために学びを続けているそうです。「勝どきデイルーム(外部サイトへリンク)こころ」の名の通り、ここが五十里さんの温かい「こころ」のこもった場であることが感じられました。
最後に今後の抱負を伺うと、「ここに来る方たちが街中でも気軽に声を掛け合い、自分は独りではないと思えるようなつながりづくりができたらいいなと考えています。『通いの場』に行く一歩がなかなか踏み出せない方もいるかもしれませんが、皆で一緒に会話や活動を楽しむことが心と体の健康を維持し、生き生きと元気に暮らすことにつながっていくものと考えています。ぜひ気軽にお越しいただきたいです」と語ってくれました。
皆さんもすてきな仲間づくりや楽しい活動ができる「通いの場」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

「通いの場」の様子
▲「通いの場」の様子

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以下 奥付けです。

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