常設展示室
更新日:2022年5月1日
常設展示室は、本の森ちゅうおうへの移転準備のため7月1日(金曜日)から8月31日(水曜日)までの間、展示を順次縮小します。
下記についても一部展示を終了している場合がございますので、ご了承ください。詳細についてはお問合せください。
テーマ1:江戸城下の成り立ち
徳川家康により、江戸の町は天下人の政権都市として整備され、現在の中央区の基盤が形づくられていく様子
テーマ2:日本橋と魚河岸
街道の基点である日本橋の移り変わりと江戸っ子の原点ともいえる日本橋魚市場の変遷
テーマ3:商家と職人たち
江戸時代以来、商業の中心地として栄えてきた日本橋・京橋地域の商家と職人たち
テーマ4:蘭学の隆盛と築地居留地
鎖国下から文明開化期、蘭学の発祥と築地居留地の開設により中央区の地で発達した西洋文化
テーマ5:銀座の繁栄
明治5年の大火後に誕生した煉瓦街を皮切りに、常に時代の最先端をゆく繁華街として発展してきた銀座
テーマ6:中央区の文学
江戸文化を土壌に中央区から生まれた近代文学、日本橋生まれの長谷川時雨による多彩な文学活動
主な展示
- 女性初の歌舞伎脚本家
長谷川時雨関連資料(原稿・著作・愛用の袷着物) - 中央区ゆかりの文学者紹介(原稿・著作)
テーマ7:月島と水辺の文化
佃島や明治以降の埋立てによって形成された月島の成り立ちと隅田川に関わる水辺の文化
映像コーナー
常設展示室・映像コーナーにて「幻の万国博覧会‐月島四号地(晴海)の万博計画とその背景‐」を5月31日(火曜日)まで上映します。
作品概要
昭和15(1940)年、月島四号埋立地(現在の中央区晴海)をメイン会場とする日本初の万博「紀元2600年記念 日本万国博覧会」が予定されていました。
開催期間は、3月15日から8月31日の170日間とし、4500万人もの観客を動員する計画の国家的一大プロジェクトでした。
しかし、この万博は、戦争の激化で開催直前に無期延期となったことから“幻の万国博覧会”といわれています。
本作品では、クライマックスに幻の万博を取り上げ、月島図書館に残された会報誌や関係資料、そして大阪万博・愛知万博でも使用できた「抽選券付回数入場券」などを通して“映像制作時から67年前の夢の万博構想”を紹介しています。
この他、紀元2600年を記念した国を挙げての準備風景や当時の状況を伝える「万博ニュース」「万博行進曲」など、貴重な記録映像・音源素材も収録してあります。
特に、本映像では、単に幻の万博の資料紹介にとどまるのではなく、幕末から明治・大正・昭和、そして今日へと至る日本の博覧会の歴史を通して日本の近現代史を追求し、描き出した作品となっています。
チラシ
常設展示入場料
100円(映像コーナー観覧料込み)
注記:未就学児、区内の小・中学生は無料です。小・中学生については、来館の際に区が発行した中央区立スポーツ施設等子ども無料利用証をご提示ください。
お問い合わせ
タイムドーム明石(中央区立郷土天文館)
電話:03-3546-5537
ファクス:03-3546-8258
