掲載日:2023年1月18日

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ジカ熱について

ジカ熱とは

蚊が媒介するジカウイルスによって引き起こされる感染症で、軽度の発熱、皮膚の発疹(皮疹)、結膜炎、筋肉痛、関節痛、頭痛などが主な症状です。また、感染しても全員が発症するわけではなく、症状がないことや症状が軽いため気づかないこともあります。妊娠中の女性が感染すると胎児に感染する可能性があります。
アフリカ、中央・南アフリカ、アジア太平洋地域で発生があり、2015年には中南米で流行が発生しました。

蚊の対策についてはこちら

妊婦および妊娠の可能性のある方へ

中南米において小頭症の新生児が増えており、妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関連が示唆されています。
平成28年9月には、米国フロリダ州マイアミ市の一部の地域やシンガポール、マレーシアにおいてもジカウイルス感染症に係る事例が報告されています。
このため厚生労働省は流行地域への渡航に関しての注意喚起をしています。妊婦および妊娠の可能性のある方の流行地域への渡航は可能な限り控えてください。

ジカウイルス感染症の流行地域(厚生労働省)(外部サイトへリンク)


妊婦の方

流行地域に渡航される方へ

渡航中、流行地域では長袖・長ズボンの着用や蚊の忌避剤を使用し、蚊に刺されないように注意しましょう。
性行為により、男性から女性パートナーへの感染が疑われる事例が報告されています。
流行地から帰国した男女は、症状の有無に関わらず最低6ヶ月間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることが推奨されています。

流行地域から帰国された際は、症状の有無に関わらず、帰国日から2週間程度、蚊に刺されないように注意してください。

心配な場合は早めの相談、受診を

すべての蚊がジカウイルスを保有しているわけではありませんので、蚊にさされたことだけで過分に心配する必要はありません。
海外で発熱などの症状が出たら、できる限り早く医療機関を受診してください。
また、ご帰国の際に、発熱や心配な症状のある方は検疫所の担当者にご相談ください。
帰国後に発症した場合や、症状が出てきた場合は医療機関または保健所にご相談ください。
医療機関を受診する時には、医師に、渡航先や渡航期間、渡航先での活動などについて、詳しく伝えてください。

関連情報

ジカウイルス感染症とは(国立感染症研究所)(外部サイトへリンク)

ジカウイルス感染症について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)

海外感染症情報(厚労省検疫所)(外部サイトへリンク)

ジカ熱(東京都感染症情報センター)(外部サイトへリンク)

お問い合わせ先

中央区保健所健康推進課感染症対策担当

〒104-0044 明石町12-1

電話:03-3541-5988

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