中央区立郷土天文館「タイムドーム明石」 第15回特別展「絵画にみる時代の情景 ~絵師からのメッセージ~」 5月31日

更新日:2015年3月2日

【特別展趣旨】
 江戸城下町の建設とともに造成された中央区は、江戸時代を通して諸国から商人・職人たちが集住し、物資の流通や情報の中心地として大いに発展しました。明治以降は新たな産業の場としても発展を遂げ、江戸・東京の中心である地理的環境と相まって、その後も常に時代の先端を行く“文化・商業・情報”の都市として繁栄してきました。
 このため、中央区内のあらゆる事象が絵画・文学・芝居などの題材として描写されてきました。特に「絵画」は、各時代に生きた絵師たちが“時(time)・所(place)・場合(occasion)”に応じて平面上に描き出した「情報伝達のメディア」として、或いは線や色彩などで表現した絵師の「創作品(造形美術)」として人びとの人気を博しました。
 記録写真と異なる絵画は、絵筆を介して直接画面に表現する絵師自身の思想や意識・嗜好などの生理的側面が反映されたものといえます。したがって、絵画には、写実的で正確な描写が求められるというより、描き手の心象をモチーフにした抽象的な表現や強調したい部分を現実とは異なる造形・色使いなどを用いて象徴的に描かれています。
 江戸時代から昭和期の各時代に描かれた絵画に目を凝らすことで、作品から伝わってくる絵師の姿とともに、異なる時代の情趣・人びとの息づかい・生活の匂い・自然の趣・季節感などを味わい深く感じ取っていただければ幸いです。
 作品にみられる“時代の情景”をゆったりとご鑑賞ください。
【期間等のご案内】
◎期間 平成25年6月1日(土曜日)~7月7日(日曜日)
◎時間 ・火曜日~金曜日   午前10時~午後7時
     ・土曜日・日曜日   午後10時~午後5時
     ※閉館30分前には要入場
◎会場 中央区立郷土天文館(タイムドーム明石)特別展示室
◎入場料 無料
◎休館日 毎週月曜日
【展示資料の概要】
◎各時代(江戸・明治・大正・昭和前期まで)に描かれた木版画・肉筆画(71点)、および
各時代を知る貴重な地図資料(5点)。
 ★資料の詳細は「特別展出品目録」をご参照ください。


【関連講演会】
≪第1回≫ 6月15日(土曜日)
「中央区・版画史 ~江戸錦絵から明治錦絵へ~」
講師:岩切 信一郎(新渡戸文化短期大学教授)
≪第2回≫ 6月22日(土曜日)
「浮世絵の見方・読み方 ~歴史と鑑賞のポイント~」
講師:田辺 昌子(千葉市美術館学芸課長)
会場 教育センター視聴覚ホール(郷土天文館と同じ建物の5階)
時間 午後1時30分~
定員 当日受付 先着100名
参加費:無料
【交通機関等】
◎最寄り駅
  地下鉄有楽町線 新富町駅(4番・6番出口)徒歩10分
地下鉄日比谷線 築地駅(3番・4番出口)徒歩7分

お問合せ

中央区立郷土天文館「タイムドーム明石」
電話 03-3546-5537