掲載日:2023年6月27日

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ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナとは

ヘルパンギーナはコクサッキーウイルス・エンテロウイルスが主な原因の感染症で、乳幼児に多くみられる夏かぜの代表的な病気です。

感染経路

主に接触感染飛沫感染ですが、糞便にもウイルスが存在するため、手指を介して経口感染も起こります。

症状

2日から7日の潜伏期間の後、突然38度以上の発熱、続けて口の内に水疱が出現し、水疱が破れて痛みも伴います。その後2日から4日で解熱し、7日程度で治癒します。高熱による倦怠感や口の内の痛みなどから、食事や水分を十分にとれず、脱水になることもあります。
症状がなくなった後も、3週間から4週間は便にウイルスが排泄されるため、手洗いを徹底しましょう。

治療

ヘルパンギーナの治療は、発熱などつらい症状を緩和する対症療法が中心です。口の中に水疱ができるため、食事がとりやすいよう、柔らかく、薄味の食事を工夫し、水分補給を心がけることが大切です。

予防方法

予防のためには、外から帰った後や食事の前、トイレの後などの手洗い・うがいを行うことが大切です。
幼稚園、保育園、学校など、集団生活ではタオルを共用することは避けましょう。


手洗いうがい

感染症法との関係

ヘルパンギーナは、五類感染症(定点把握対象)として定められ、定点医療機関から毎週患者数が報告されています。

届出基準や発生届の様式は、東京都感染症情報センターのホームページをご確認ください。

東京都感染症情報センター(外部サイトへリンク)

関連リンク

お問い合わせ先

中央区保健所健康推進課感染症対策係

〒104-0044 明石町12-1

電話:03-3541-5988

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