掲載日:2023年1月18日

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師走の風物詩「納めの歳の市」「大出庫市」が始まりました 12月26日

12月26日(月曜日)から中央区東日本橋の薬研堀不動院周辺で、師走の風物詩「納めの歳の市」と「大出庫市」が始まりました。周辺の道路には約100軒の問屋が出店(露店)する他、ちょうちん飾りが施された薬研堀不動院の周辺では太神楽の公演なども行われ、にぎわいをみせています(歳の市は28日(水曜日)までの3日間、連日11時から19時まで開催)。
かつて、お正月用品を売る東京の「歳の市」は、深川八幡を皮切りに、浅草観音、神田明神、湯島天神などをめぐり、最後に東日本橋の薬研堀不動院で終了しました。このことから、東日本橋の歳の市は特に「納めの歳の市」と呼ばれています。
江戸時代中期から続いているこの市ですが、先の大戦のころ一時中止となり、戦後復活したもののさびれてしまう一方でした。そこで、この市を活性化して後世に伝えようと、昭和40年に地元の町会や商店街により「歳の市保存会」が結成されました。会では同時に隣接する日本橋横山町・馬喰町の問屋街に協賛を呼びかけ、衣料品や靴、日用雑貨などを市価の半値以下で販売する「大出庫市(おおでこいち)」も同時開催するようになりました。近年ではお正月用品を売るお店はめっきり減りましたが、保存会の皆さんは「この歳の市をより良い形で後世に伝え、地域を活性化させたい」と、他の行事への参加やイベント開催など、年間を通じて積極的に活動をしています。
今年は羽子板の出店が復活して、懐かしい小屋掛け風情も楽しめます。1年最後の掘り出し物探しに、暖かい服装でぜひお出かけください。


多くの方が訪れています


今年は羽子板の出店が復活


お正月用品を売るお店


同時開催の大出庫市

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