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区のおしらせ 中央
平成29年2月11日号

ふれあい広場

ボランティア継続の心得

写真:地域福祉活動見本市の様子
月島区民センター(外部サイトへリンク)で行われた地域福祉活動見本市の様子

皆さんは、地域でどのような福祉活動やボランティア活動が行われているかご存じですか。
昨年11月・12月、さまざまな地域活動やボランティア活動を区民の皆さんに紹介し、仲間づくりや新しいつながりづくりを進めることを目的に、「地域活動見本市」が開催されました。今回はこの見本市の実行委員、三上一夫さんにお話を伺いました。
地域福祉活動見本市は、実行委員会と社会福祉協議会が主催しており、三上さんは社会福祉協議会のハンディキャブボランティアを、約15年間続けてきました。月島在住の三上さんが奥さまに勧められて始めたこのボランティアは、利用者からの申し込みを受け、車いすに乗ったまま乗り降りができるリフト・スロープ付き自動車の運転です。「運転免許は持っているし、専門知識が要らないから気楽にできると感じて始めました」と語る三上さんにボランティアを長年続けることができた理由を伺うと、あくまでもご自身の経験上と前置きした上でボランティア継続の心得を三つ教えてくれました。
まず一つ目は「ボランティアを始めるに当たっては『初心者』でいい」。ボランティアにはいろいろなものがあり、中には資格や勉強が必要なものもあります。そういったものの中から、その時の自分が気楽に始めることができるボランティアを選ぶことが大事だそうです。
二つ目は、「マイペースでいい」。「ハンディキャブの利用の申し込みを受けた際に自分の予定が入っていたら、自分の予定を優先していいのです。自分のペースは大事にしつつ、依頼を引き受けたら、責任を持ってやります」と長く続ける秘訣を話してくれました。
最後に三つ目は、「思いやり、触れ合いを大切に」。ハンディキャブのボランティアでは、三上さんは特に安全運転を心掛け、利用中も思いやりの気持ちを大切に会話していたといいます。「全く知らない人に車の運転を任せるのだから、安心してもらえるように心掛けてコミュニケーションをとるようにしていました」と三上さん。
これらの心得を持って、長年ハンディキャブのボランティアを続けてきた三上さんに、やりがいについて聞いてみました。「私は感謝されることがあまり好きではないのです。照れてしまうからかもしれません」とほほ笑みながら、「でも毎回、役に立てて良かったなと思います」と話してくれました。
三上さんは日頃からボランティア活動に取り組む中で、区内には個人や団体が行っているすばらしい活動がたくさんあるにもかかわらず、利用されている方が少ないと感じているそうです。もっと区民の皆さんに活動を知って利用してもらいたいという思いから、地域福祉活動見本市では、福祉活動を紹介する展示や体験コーナーなどの企画を行って、利用者へのPRを行うとともに、活動の担い手や後継者不足解消のきっかけづくりを行っています。また、「私のように退職して余暇がある人にはぜひ見本市に来て、さまざまな活動を知って参加してみてほしい。定年退職後の第二の人生でボランティアは最高です」とメッセージをいただきました。
最後に、三上さんが福祉活動やボランティアに関わり続ける理由を伺いました。「困っている人を見たら、『ちょっとした手助け』をできるのが当たり前の社会になってほしいのです。そのための勉強ができる第一歩がボランティアだと思っています」と語る優しい表情に三上さんの強い決意が見えた気がしました。
皆さんも、三上さん流「三つの心得」を持って「ちょっとした手助け」の勉強をしてみませんか。

写真:三上一夫さん
▲三上一夫さん

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