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区のおしらせ 中央
平成28年12月1日号

ノロウイルスの流行に備えましょう



近年、冬期にノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎が猛威を振るう傾向にあります。
昨シーズンのノロウイルスを原因とする食中毒などの健康被害事例では、これまで検出例の少ない遺伝子型のノロウイルスが検出されています。現段階では、免疫を持たない人が多いことが予測されるため、今後国内での主要な流行株となる可能性があり、より一層の注意が必要です。

平成27年 東京都病因物質別食中毒患者数
図:東京都病因物質別食中毒患者数
ノロウイルスは感染力が非常に強いため、ごく少量(数個から100個程度)でも感染します。

ノロウイルスに感染したときの症状は

感染して1日から2日経ってから、嘔吐・下痢・腹痛・発熱などの症状が現れます。感染してしまうと、家族など身近な人へ感染が広がる可能性があります。
また、感染していても症状が現れないことがありますが、ノロウイルスは便に排出されるため、感染者が調理することで手指を介して料理や食器などにウイルスが付着し、それを食べた人にも、感染が拡大する危険性があります。

感染を予防するには

一番有効な手段は、入念な手洗い
トイレの後や調理・食事の前にはもちろん、外出後などにも、せっけんを十分泡立て、手首や指の間も忘れずに、しっかりと洗いましょう。

二枚貝の食べ方に注意
ノロウイルスは、カキなどの二枚貝の内臓に含まれていることがあります。調理をする際は、中心部まで十分に加熱(中心温度85から90度で90秒以上)しましょう。

正しい消毒
ノロウイルスに対しては、塩素系漂白剤が有効です。

用途 吐しゃ物などの汚物の殺菌用 日常の殺菌用
濃度 0.10% 0.02%
作り方 台所用漂白剤 10ミリリットル
+ 水 500ミリリットル
台所用漂白剤 10ミリリットル
+ 水 2,500ミリリットル

・市販の台所用漂白剤の濃度は通常5から6%程度です。
・皮膚が荒れる恐れがありますので、直接手指には使用しないでください。
・金属に対しては腐食性がありますので、使用後は必ず水拭きしてください。
・有毒な塩素ガスが発生しますので、酸性のものと絶対に混ぜないでください。

人から人への感染予防

感染者の吐しゃ物や便中には、大量のノロウイルスが含まれています。汚物に直接触れなくても、乾燥した汚物から空気中に漂い出たウイルスを吸い込んで、感染することがあります。
感染者や感染が疑われる方の汚物を処理する場合には次のことに注意してください。
・マスクを着用し、処理後は必ず「手洗い」と「うがい」を行う
・直接手で触れないよう使い捨て手袋やペーパータオルなどを使う
・汚物が乾く前に処理する
・汚物の処理を行った部屋は、よく換気をする
・処理後の汚物類は、ポリ袋に入れて口を固く閉じる
・処理中に衣服などに汚物が付着した場合は、塩素系消毒剤で消毒した後、他の物と分けて洗濯する
処理の際は広い範囲を消毒するとともに、靴底の消毒も行い、吐しゃ物を周囲に拡げないよう注意しましょう。

発症してしまったら

脱水症状にならないよう水分を十分に補給するとともに、速やかに医療機関を受診しましょう。

【問い合わせ(申込)先】 
中央区保健所生活衛生課食品衛生第二係
電話 03-3546-5399

中央区保健所健康推進課予防係
電話 03-3541-5930

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