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区のおしらせ 中央
平成28年11月1日号

名誉区民に三氏

去る10月14日、区議会の同意を得て、株式会社松屋名誉会長の古屋勝彦氏、邦楽囃子方で人間国宝の堅田喜三久氏、歌舞伎音楽長唄三味線方で人間国宝の杵屋淨貢氏の三氏が名誉区民に選ばれ、同日、区議会議場で顕彰式が行われました。名誉区民になられました3人の方々をご紹介します。


古屋 勝彦 氏
古屋 勝彦 氏

昭和12年、東京市麹町区(現東京都千代田区)に生まれる。
昭和38年に株式会社松屋に入社され、平成元年には代表取締役社長に、平成15年には代表取締役会長に、平成23年には名誉会長に就任され、現在に至る。
この間、創業以来掲げている経営方針である「顧客第一主義」、「共存共栄」、「人間尊重」、「堅実経営」、「創意工夫」を誠実に守り続けるとともに、その優れた先見性と卓越した行動力で経営手腕を存分に発揮され、約150年の歴史を有し銀座を代表する百貨店である松屋の発展に尽力された。また、平成2年から18年間にわたり日本百貨店協会常任理事に就任され、百貨店業界の発展に指導的な役割を果たされた。
さらに、本年(平成28年)には銀座通連合会名誉会長および全銀座会名誉会長に就任され、世界に冠たる銀座通りの一層の隆盛に尽力されている。
その活動は海外からも認められ、平成6年にフランス国家功労賞オフィシエ、平成11年にノルウェー王国功労勲章騎士一等勲を受章されるとともに、平成25年に安全功労者として内閣総理大臣表彰を、平成27年には専修学校教育功労者として文部科学大臣表彰を受章された。
本区においては、平成19年に中央区文化・国際交流振興協会(外部サイトへリンク)理事長、中央区商店街連合会常任理事に、平成20年には中央区観光協会会長に就任されるなど数多くの要職に就かれ、本区の文化振興、国際交流の推進、地域産業の活性化、観光事業の振興等に尽力されている。


堅田 喜三久 氏(本名 安倍 康仁)
堅田 喜三久 氏

昭和10年、東京市牛込区(現東京都新宿区)に生まれる。
昭和26年、叔父三世堅田喜惣治に師事される。
昭和28年、三世堅田喜三久を襲名され、以後ほとんど独学で囃子を学び、歌舞伎長唄の囃子だけでなく、現代音楽、ジャズ、オーケストラなどとの演奏にも挑戦され、邦楽の枠を超えて囃子の可能性を追求され、現在も鳴物のマルチプレイヤーとして活躍される。
昭和34年、NHK第一スタジオにて御前演奏を行う。
昭和39年、日生劇場において御前演奏を行う。
海外では、昭和56年にアメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校で囃子の講師を務められたことを皮切りに、アメリカ・ロサンゼルス、アメリカ・トーランス、ノルウェー・トロンハイム、ロシア・サンクトペテルブルクなど、世界各国で演奏され、囃子を通して日本の文化芸術を広く海外に発信されている。
平成6年、松尾芸能賞を受賞される。
平成11年6月には重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
平成13年に紫綬褒章、平成19年には、旭日小綬章を受章される。
平成23年、社団法人長唄協会の副会長に就任される(現在は監事)。
現在も、演奏活動を精力的に行うとともに、一般社団法人長唄協会の要職を務め、伝統芸能の普及・発展に尽力されている。


杵屋 淨貢 氏(本名 宮澤 雅之)
杵屋 淨貢 氏

昭和12年、東京市四谷区(現東京都新宿区)に生まれる。3歳の頃より父母のもとで長唄の手ほどきを受ける。
昭和21年、9歳の時、十四世杵屋六左衛門に入門する。その後、昭和29年、三世今藤長十郎および今藤綾子に入門し、以降17年間にわたり、長唄・三味線・作曲法の指導を受ける。
昭和31年、亡父六世杵屋巳太郎の三回忌に七世巳太郎を襲名し、同時に長唄杵巳流の家元を継がれる。
昭和46年に松竹大歌舞伎尾上菊五郎劇団に入部、昭和48年、立三味線(演奏責任者)に昇進、平成元年には音楽部の代表部長に就任され、現在に至る。
海外では、昭和54年に中国での歌舞伎公演をはじめ、アメリカ、韓国、東南アジアなどの公演に参加され、日本の伝統文化の魅力を世界に発信する。
平成2年に歌舞伎音楽専従者協議会を組織し、副代表に、平成10年に「創邦21」を結成し副代表に、さらに平成11年には社団法人伝統歌舞伎保存会の理事に就任される。
また、平成19年、社団法人長唄協会常任理事に、平成23年には副会長に就任される。
平成19年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、名実ともに長唄三味線の第一人者となられる。
平成5年に芸術祭賞、平成21年には、日本芸術院賞を受賞されるとともに、旭日小綬章を受章される。
平成24年、杵屋巳太郎の名跡を弟子に譲り、杵屋淨貢(初代)を襲名される。

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