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区のおしらせ 中央
平成28年3月11日号

平成28年度の当初予算

「魅力にみちた新たなステージへ!! オリンピック・パラリンピックに向けて」をテーマに「快適都心居住」の基盤整備に重点

 次に、予算の概要について申し上げます。
 新年度予算は、「魅力にみちた新たなステージへ!! オリンピック・パラリンピックに向けて」をテーマに、「快適な都心居住」に不可欠な基盤整備に重点を置きました。
 基幹的な歳入である特別区民税については、人口増加等に伴い一定の伸びが見込まれるものの、法人住民税の一部国税化のさらなる拡大や法人実効税率の引き下げにより、特別区交付金が影響を受けるとともに、歳出面でも、行政需要が確実に多様化し増加しております。さらに、施設整備に要する建設費も高騰を続けているなど、区財政を取り巻く環境は決して楽観視できるものではありません。このため、健全財政を堅持しつつも、現下の最重要課題に対し積極的に取り組む予算編成といたしました。
 その結果、新規事業は34、充実事業は57で、一般会計総額は、前年度比4・5パーセント増の950億700万円余と、過去最大の財政規模となっております。
 

思いやりのある安心できるまち

写真:赤ちゃん天国
▲赤ちゃん天国(築地児童館(外部サイトへリンク))

主な施策について基本構想で掲げた3つの基本目標に沿って申し上げます。
 第一の目標は、思いやりのある安心できるまちであります。
 まず、「子どもを産みやすく、育てやすい自治体ナンバーワン」への取り組みです。保育所待機児童の解消に向けた対策の強化を図るため、新たに開設する私立認可保育所4園の支援に加え、小規模保育や期間限定保育を行う事業者に対し運営経費の一部を補助することにより、保育定員を拡大します。さらに、平成33年度に竣工が予定されている八重洲二丁目の市街地再開発事業において、認定こども園の整備に向けた調査・設計に着手いたします。
 ひとり親家庭等への支援では、子どもの学習習慣の定着や精神的ケアを図るため、個別指導方式による学習支援事業を実施します。
 出産や育児の不安、悩みの解消に向けた取り組みについては、初めて出産を迎える夫婦を対象とする両親学級の開催回数を増やすとともに、産前産後の経過に応じたアドバイス等を携帯端末に配信するなど、積極的な子育て支援情報の提供に努めてまいります。
 子どもが放課後に安心して過ごせる居場所づくりでは、全ての区立小学校児童と区内在住小学生がプレディを利用できるよう対象を拡充します。
 「命と健康を守る自治体ナンバーワン」に向けた取り組みでは、乳がん検診や妊婦健康診査の充実に加え、大腸がん検診における精密検査の受診率向上を図るため、未受診者への勧奨を実施します。乳幼児の健康を守る施策では、出産における里帰りなどにより、23区外の医療機関で受けた予防接種の費用助成を開始するほか、1歳6カ月児および3歳児健康診査の回数を増やします。
 衛生的で快適な居住環境づくりでは、築地市場(外部サイトへリンク)の移転に伴うねずみ被害を未然に防ぐため、東京都と連携し、隣接地域の駆除作業を重点的に実施します。
 スポーツを通じた区民の健康維持・増進に向けては、8月に完成予定の豊海小学校(外部サイトへリンク)において、校庭のスポーツ開放を開始するとともに、豊海テニス場(外部サイトへリンク)の移設整備にあわせて新たに夜間開放を行い、利用時間の拡大を図ります。また、平成26年度をもって廃止した晴海運動場(外部サイトへリンク)の代替施設として、今年度の野球場に続きサッカー場を確保いたします。
 次に高齢者施策についてであります。全ての高齢者が住み慣れた地域で安心して健やかに暮らし続けられるよう、「さわやか健康教室」「はつらつ健康教室」等の健康づくり事業や各種福祉サービスの安定的な提供を図ってまいります。高齢者一人一人に即したきめ細やかな支援を行っていくため、12月には勝どき五丁目開発区域内におとしより相談センターの分室を開設し、総合相談体制を強化します。湊二丁目に整備を進めてきた認知症高齢者グループホーム、小規模多機能型居宅介護事業所については来年1月、勝どき五丁目の小規模多機能型居宅介護事業所、サービス付き高齢者向け住宅については来年3月の開設に向け着実に準備を進めてまいります。
 また、介護保険制度における介護予防・日常生活支援総合事業を4月から開始し、多様な主体による介護サービスの提供を通じて、本区の地域特性を踏まえた事業体制を構築していきます。一方、サービスの受け手としてだけでなく、高齢者自身も支え手となる地域社会を目指し、住民が自主的に運営する「通いの場」のモデル事業を実施いたします。
 障害のある方への施策では、総合的なサポートを行う地域の療育拠点「子ども発達支援センター」の整備に着手します。また、在宅で医療的ケアが必要な重症心身障害者・障害児の家族の介護負担を軽減するため、看護師を派遣する在宅レスパイト事業や、高次脳機能障害者への社会的理解を深め、支援を推進する講演会や相談会、交流会を新たに実施します。さらに、障害者「ヘルプカード」および「ヘルプマーク」のデザインを江戸バスにラッピングし、認知度の向上を図ってまいります。
 男女共同参画社会の実現に向けては、昨年制定された女性活躍推進法の趣旨などを踏まえ、「男女共同参画行動計画」の改定に着手します。
 
写真:さわやか健康教室
▲さわやか健康教室(桜川敬老館(外部サイトへリンク))

うるおいのある安全で快適なまち

 次に、第二の目標のうるおいのある安全で快適なまちであります。
 まず、資源循環型社会の形成に向け、水銀式体温計・血圧計・温度計の拠点回収を開始します。省資源・省エネルギーを促進する取り組みでは、区道、区施設などの照明について、消費電力が少なく長寿命なLED灯への切り替えを順次進めるほか、自然エネルギーおよび省エネルギー機器等導入費助成の対象にLED誘導灯器具を追加します。公園・児童遊園のベンチの更新に当たっては、「中央区の森」の間伐材を積極的に活用してまいります。
 水とみどりにあふれ、うるおいのある環境づくりでは、歩道の拡幅等にあわせ街路樹の新規植栽を行い、緑豊かな歩行空間を整備します。貴重な水辺を区民の憩いの場とするため、月島川や朝潮運河護岸の整備を進めます。また、地域の皆さまが公園の清掃などの管理活動を自主的に行うアダプト制度の充実により、公園への愛着心の育成や地域コミュニティのさらなる推進を図ります。
 次に、防災対策であります。この東京にいつ大きな地震が起きても不思議ではないといわれる中、阪神・淡路大震災や東日本大震災の貴重な教訓を踏まえ、昨年8月に修正した地域防災計画に基づき、本区の防災対策の一層の強化を図ってまいります。まず、各防災拠点において区内消防署等の協力のもと「地域防災フェア」を実施し、防災用品を割引で販売するほか、災害時における自助・共助についての普及啓発を推進します。また、防災区民組織に対し、昨年に引き続き資器材の重点的かつ計画的な供与を行います。「わが家わがまちの地震防災」については、防災マップに加え、昨年9月の関東・東北豪雨による水害の教訓も踏まえ、洪水ハザードマップを新たに盛り込み、区内全戸に配布します。災害時に区内の被災状況を的確に把握するため、京橋プラザ(外部サイトへリンク)の高所カメラをネットワークカメラに更新するとともに、銀座地区の再開発において試行的に新設し、区内全体への拡大に向け取り組んでまいります。
 犯罪を未然に防ぐ安全・安心なまちづくりでは、「安全・安心ハンドブック」において、被害が後を絶たない振り込め詐欺情報等の充実を図り、区内全世帯に配布します。防犯カメラについては、小学生の登下校の安全を守るため、通学路への設置を進めるとともに、町会・自治会、商店会等が設置しているカメラの更新についても助成対象といたします。
 次に、快適な居住環境と活発な事業活動を支える都市基盤整備についてであります。市街地再開発事業については、勝どき五丁目地区をはじめ8事業に対する助成を実施することにより、住環境と商業・業務機能とが調和したまちづくりを引き続き推進します。また、区内全ての分譲マンションの基本情報や防災用品の備蓄状況などの現状把握調査を実施します。月島地区において観光バスの乗降所を新たに整備し、路上駐車の抑制、交通の円滑化を図ります。さらに、放置自転車の解消および自転車利用者の利便性の向上を目指し、銀座六丁目と勝どき駅に地下駐輪場をそれぞれ整備・拡張することに加え、自転車利用者の交通安全意識の向上と事故防止を図るため、自転車点検と保険加入に係る費用への助成を開始します。

写真:総合防災訓練
▲総合防災訓練

にぎわいとふれあいのある躍動するまち

 第三の目標は、にぎわいとふれあいのある躍動するまちであります。
 「商工業のまち中央区」のさらなる発展に向け、本区における地域経済の原動力であり、活気の源でもある中小企業や商店街を引き続き全力で支援してまいります。商工業融資では、120億円の融資枠を確保し、多様な融資メニューをそろえ事業資金への機動的な対応を図ります。また、創業者への支援では、中小企業診断士による出張経営相談の派遣回数を拡大するとともに、ホームページ開設に係る費用補助の内容を充実し、新たな起業を後押ししてまいります。
 商店街振興では、「商店街振興プラン2016」の趣旨を踏まえ、商店街等の連携事業に対する支援を拡充します。複数の商店街や地域団体が連携して取り組む活性化事業の実現に向けて、計画策定等の支援を実施するほか、共催事業への助成内容を充実します。また、外国人観光客の増加を受け、多言語対応事業を補助対象に追加し、商店街における「おもてなし」の強化を図ります。

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以下 奥付けです。

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