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区のおしらせ 中央
平成27年4月1日号

「やってみよう」がモットーのボランティア活動 吉田豊さん

写真 ハンディキャブ運転ボランティアの吉田豊さん
ハンディキャブ運転ボランティアの吉田豊さん

皆さんは「ボランティア活動」に対してどのようなイメージをお持ちですか。やりがいがありそう、専門性が求められそうなどさまざまかと思います。
今回は会社員として働く傍ら、「とりあえずやってみよう」をモットーに30年以上もボランティア活動を続けている月島在住の吉田豊さんにお話を伺いました。
吉田さんは高校生の時に軽い気持ちで参加した都主催の洋上セミナーで実際に活動している方から刺激を受けてボランティア活動を始め、現在、中央区社会福祉協議会(外部サイトへリンク)のハンディキャブ運転ボランティアとして活動しています。特定の分野の活動に限定するのではなく、「やってみよう」と機会があれば未経験のことでも進んで引き受け、これまでに障害者の方の部屋の配置替えや幼児の機能回復訓練補助など数々のボランティアを経験してきました。
長年の活動の中で最も印象に残っていることの一つは、吉田さんが機能回復訓練補助のボランティアとして活動していた頃、一生歩けないと言われていた脳性まひの男の子が一歩を踏み出せたときのことです。ご両親と共に喜びを分かち合えたことがとても嬉しかった、と話してくれました。
また、利用者との一期一会の出会いもボランティア活動のやりがいにつながっているとのことで、最近のエピソードを教えていただきました。全盲の方の付き添いボランティアの際の食事で、あまり手をつけていなかったとき、「全然召し上がってないようですが、吉田さんも遠慮せずに食べてください」と声を掛けてもらい、利用者の方が腕の動きと音から状況を感じ取っていることに驚いたそうです。不自由な生活を強いられている中でも、人に対する思いやりや優しさを持っている利用者の方と接することで、自分も常に相手の立場に立って活動しなければ、と気を引き締めているといいます。
ボランティア活動を30年間も続けるのはとても大変なことだと思われがちですが、その時にできることを精一杯やっているだけなので長く続けているという感覚はないという吉田さん。その原動力は「とりあえず」やってみたボランティアでの出会いを通じて得た気付きや感動なのでしょう。
中央区でも社会福祉協議会ボランティア・区民活動センターなどでボランティアの募集をしています。「ボランティアというものを重く捉えないで、まずは『とりあえずやってみよう』という気持ちで飛び込んでみてください」とこれからボランティア活動をしたいと思っている方へのメッセージをいただきました。

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以下 奥付けです。

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