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区のおしらせ 中央
平成24年4月1日号

花で結ぶ地域の"絆"

京橋から日本橋にかけての中央通り144カ所の花壇が、四季折々の花で彩られていることをご存知でしょうか。この取り組みをしているのは「NPO法人はな街道」。【花奉行】(花を咲かせる基金を提供する企業)と【水奉行】(花への水やりなどをする企業や町会)、それに国土交通省東京国道事務所が推進する、官民一体の環境美化活動です。今回は、はな街道事務局の中島憲一さんに、その活動の内容などお聞きしました。
活動開始のきっかけは今から10年ほど前、国土交通省が江戸開府400年の記念事業の一環として、花壇の樹木を低木から花に植え替えたことだとのことです。「期間限定の植え替えだったのですが、地域で花の世話ができるのであれば、と提案をいただき活動がスタートしました」と中島さん。
企業の地域貢献意識の高まりとともに活動の輪は順調に広がり、平成18年にNPO法人として認可され、現在、花奉行67者、水奉行72者が活動しています。「年に3から4回行う沿道の一斉清掃には毎回100名以上の会員が参加します。日常の作業の際にも各会員が独自にユニフォームを揃えたり、水撒き用の台車を購入したりと、年々活発になってきました。この活動が確実に地域に根付いてきたと実感しています」と話してくれました。
またはな街道では、東日本大震災の発生以降、物販などで被災地支援を行ってきました。この3月には、卒業式・入学式に活用していただければと、宮城県石巻市の中学校21校にマーガレットを植えたプランター合計210基と、会員の皆さんから寄せられた応援メッセージ約250通を届けたそうです。
NPO法人といえども中島さんを含め会員の皆さんは他に本来の仕事を持つボランティアであるため、その運営は容易ではありません。しかし中島さんは「『この活動を通じて日本橋を少しでも良くしたい』という会員の皆さんの熱意を感じます。事務局の運営は大変ですが、日本橋に生まれ育った一人として、その思いに少しでも応えられるよう奮闘しています。まだ担当者のいない花壇がいくつかありますので、事務局の"営業努力"で花奉行・水奉行をさらに増やしていきたいです」と語ってくれました。
昨年はな街道は、日頃の活動が評価され国土交通大臣表彰を受けました。今後の夢を伺うと「この活動の輪がさらに広がり、区内全域で花植え大会をやりたいですね」と笑顔で話されました。


クリーンウォーク(清掃活動)の様子

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以下 奥付けです。

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