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築地市場再整備に関する声明(平成13年8月)

更新日:2005年8月26日

 私たちは、「都民の台所」として開設以来60有余年の歴史を誇り、今やわが国の食文化の象徴的存在となっている築地市場の現在地再整備を、これまで東京都に対し強く要望してきた。
 築地市場は、高い交通利便性に恵まれた都心に立地することによって、全国的に重要な基幹市場として発展してきた。今日、都民の安定的な食生活を支えるとともに、まちのにぎわいの創出や都心商業の活性化に大きく貢献している。日に5万人以上の市場利用者などが出入し、取扱高が1日26億円にも上る旺盛な経済活動は、東京をはじめ首都圏のまさに活力源とも言えるものであり、これを安易に移転させる経済的影響は計り知れないものがある。仮に豊洲に移転ともなれば、1,200万都民の食生活を守るという市場本来の機能が果たせなくなる恐れがある。豊洲地区の広域交通基盤計画は、市場の豊洲移転を前提としたものではなく、幹線道路や公共交通機関も不十分である。地理的にも消費地から離れ、中央区の調査結果では6割にも達する買出人の市場離れが進むと見込まれている。加えて移転候補地は、生鮮食料品を扱う市場とは相いれない土壌汚染という重大な問題を抱えており、消費者の不安は容易にはぬぐえない。
 築地市場の移転は、こうした市場機能や地域経済に対する重大な影響を及ぼす問題であるにもかかわらず、中央区の五つの疑問に対する東京都の回答を見ると、ことの重大さに対する認識や誠意もうかがえないあいまいな内容となっている。すなわち、豊洲地区における土地確保の方法では、一地権者との基本合意が整ったとするものの、土地区画整理や開発者負担の問題などを含め全地権者の合意が得られているものではない。現築地市場用地の扱いでは、都心における都民・区民のかけがえのないこの貴重な公有地を、市場移転費用捻出のため、何らのまちづくり構想もないまま、売却するという安易な選択を行うことは大いに疑問が残る。また、豊洲への交通アクセスにあっては、整備のための財源やスケジュールなどのめどはまったく示されていない。場外市場についても、市場の移転は場外市場営業者にとって死活問題であるにもかかわらず、都としての支援策の考え方さえ示されていない。現築地市場の改修問題についても、食品を扱う市場として一刻も放置できない老朽化した施設と言いながらも、移転計画に目を奪われて改修計画を示していない。
 このように、東京都が目指す築地市場の移転整備は、しっかりとした裏付けとなる計画や財源などがなく、不安定な構想だけが先行しているにすぎない。長期にわたり深刻化する不況のもと、場内・場外市場の事業者はもとより多くの中小企業者は、厳しい経営環境に置かれている。日々の経営に追われている築地市場と関連を持つ事業者の不安はますます募るばかりである。
 揺るぎない築地市場の優位性を無視し、具体性のないまま移転を推し進めることは、地域に混乱と不信を増加させ、先人の努力の積み重ねによって築き上げられてきた歴史や文化を冒とくするものであり、到底都民の理解を得られるものではない。
 築地市場移転に断固反対する会は、中央区や中央区議会はもとより市場関係者、消費者などと広範な連携を図りながら、今後の東京都の動向を注視しつつ、都民の生活を守る観点から毅然とした対応をしていく決意である。
平成13年8月3日
築地市場移転に断固反対する会代表

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