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体験記-戦時下の生活体験-
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戦時下の生活体験
戦時下での生活

佐藤 治三郎(さとう じさぶろう)

隣組長の群長に選任(当時40歳印刷用器具製造)
 名もない庶民生活の群長、隣組長時代の思い出を綴りました。ご参考になれば幸甚です。
 昭和15年、湊三丁目2番地の隣組長に選ばれ、各地番毎に隣組長が組内をまとめ、翌16年、第二次世界大戦が起こると同時に隣組長は群長に選任され、警防団員の指導で、バケツリレーで消火訓練とか、人命救助訓練等を行うためタンカが必要となり、軒先の日除けをはずし、左右に青竹を差し込み、俄か作りのタンカを作りました。そのうちに区の助成で三丁目町内数か所に井戸が掘られ、手押しポンプで水を汲み上げて、消火訓練を頻繁に行いました。ときに軍官民連合訓練なども行われ、隣組員も自分の町を守るため、その井戸を利用して真剣な訓練をしました。その井戸がいまも戦時中の名残りとして残っています。
 また各群長は交代で火の用心の夜回りかたがた、各家庭の燈火が外部に漏れていれば注意するなど、寒い夜など身体が冷えてこたえました。

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