マイナンバー制度に便乗した不審な電話等にご注意ください!
更新日:2016年10月21日
10月からマイナンバーが通知されることに関連して、「口座番号を教えてほしい」「個人情報を調査する」「マイナンバー制度について説明に伺いたい」などといった不審な電話がかかってくるなどの事例が全国的に発生し、区内でも同様な電話がかかっています。
区役所では、このような電話をかけたり、ご自宅に伺い、マイナンバー制度を説明したりすることはありませんので、ご注意ください。
区内で発生した事例
【事例1】マイナンバーを聞き出そうとする電話
社会保障事務所を名乗る女性から「××にお住まいの××さまですか」「マイナンバーは手元に届きましたか」「マイナンバーを確認したいので教えてください」という電話がありました。
【事例2】マイナンバーについて説明するとの電話
マイナンバーのコールセンターを名乗る男性から「GRコールセンターです」「通知はきていますか」「マイナンバーの説明を個別にしています」という電話が同じ方に数回ありました。
【事例3】マイナンバーのセキュリティ管理の勧誘の電話
マイナンバーのセキュリティを管理する会社を名乗る者から「GRコールセンターです」「セキュリティ管理の初期費用を無料にする」「説明のために訪問したい」という電話がありました。
全国で発生した事例
【事例1】マイナンバーを教えたことは犯罪となるという不審な電話
公的な相談窓口を名乗る者から電話があり、偽のマイナンバーを教えられた。その後、公的機関に寄付したいという別の電話から連絡があり、そのマイナンバーを教えた。翌日、「マイナンバーを教えたことは犯罪に当たる」と寄付を受けたとする機関を名乗る者から言われ、記録を改ざんするために金銭を要求されるという事例が発生しました。
【事例2】印鑑受取用紙に押印
役所職員を名乗る女性が自宅を訪れ、「区役所からマイナンバーのことで来た。手続きで印鑑がいるので渡してもらえないか」と話し、印鑑を受け取り、用紙に押印して立ち去ったという事例が発生しました。
【事例3】個人情報の不正流出に関するというお知らせという不審なメール
携帯電話に、「マイナンバーが漏えいすると悪質な行動をする人が増えてきています。個人情報を守るため、必ず手続きを行ってください」というメールが届き、その後金銭を要求されるという事例が発生しました。
これまでに全国の消費生活センターに寄せられた相談事例
【事例1】行政機関を名乗り、口座番号を取得しようとする不審な電話
行政機関を名乗って、「マイナンバー制度が始まると手続きが面倒になるので、至急、振込先の口座番号を教えてほしい」という電話がありました。
【事例2】行政機関の職員を名乗り、資産などの情報を聞き出そうとする助成の来訪
「マイナンバー制度の導入に伴い、個人情報を調査中である」と言って、女性が来訪し、資産や保健の契約状況などを聞かれるということがありました。
【事例3】早く手続きしないと刑事問題になるという不審な電話
若い男性から「マイナンバーが順次届いており、みんな手続きをしているが、あなたは手続きをしているか」と言われ、「まだ手続きをしていない」と答えると、「早く手続きしないと刑事問題になるかもしれない」という電話がありました。
マイナンバー制度に便乗した不審な電話等にご注意ください!【国民生活センターホームページ】(外部サイトへリンク)
マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得にご注意ください!【特定個人情報保護委員会ホームページ】(外部サイトへリンク)
総務省をかたったマイナンバー関係の不審メールにも注意してください
『マイナンバー確定のお知らせ』という件名で、『マイナンバーが確定したので、記載のURLにて確認してください』などと書かれたメールが送られてきたという報告が総務省に寄せられています。
総務省からそのようなメールを送ることはありません。
区役所からも、メールでマイナンバーをお知らせすることはありませんのでご注意ください。
不審なメールにご注意ください【総務省ホームページ】(外部サイトへリンク)
対処法
・区役所からこのような電話をかけることはありません。
・不審な電話は、すぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください。
・マイナンバーの関連であることをかたったメールが送られてきた場合、送付者が明らかなものを除き、安易に開封しないようにしてください。
・少しでも不安を感じたら、区役所や警察等に相談してください。
お問い合わせ
危機管理課危機管理係
電話:03-3546-5087
ファクス:03-3546-9557
